主催:東京大学文学部現代文芸論研究室、スラヴ語スラヴ文学研究室
共催:ポーランド広報文化センター
ポーランド広報センター

ポーランド出身の英語作家ジョゼフ・コンラッド生誕160周年記念特別企画


ジョセフ・コンラッドとポーランド
ワイダ監督映画『シャドウ・ライン』上映と講演
 

ジョセフ・コンラッド(1857-1924)といえば、海洋小説で有名なイギリス作家として一般に知られていますが、じつはポーランド出身のポーランド人でした。生誕160周年を記念して、コンラッドの小説『シャドウ・ライン』を原作とした、ポーランドの巨匠、アンジェイ・ワイダ監督による映画(本邦未公開)を上映し、あわせて、日本ではあまりよく知られていないポーランド人としてのコンラッドという側面に光を当てたレクチャーを行います。

このイベントは、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部の授業「映画と文学」の一環として、ポーランド文化広報センターと共催で行うものです。ポーランドに関心をお持ちの皆様のご来聴を歓迎します。

*入場無料

日時 2017年7月14日(金) 17: 00〜20: 15(開場16: 45)
場所 東京大学文学部法文2号館2階2番大教室(本郷キャンパス)

 


コンラッド
ジョセフ・コンラッド


プログラム


17: 00

開会の辞 ヤツェク・イズィドルチク(駐日ポーランド共和国大使) 


レクチャー1 久山 宏一(ポーランド広報文化センター)

 小説『シャドウ・ライン』とワイダによる映画化について


17: 40-19: 20

映画上映 『シャドウ・ライン』(監督 アンジェイ・ワイダ)

若き船長の極限状態での試練を描く、ジョセフ・コンラッドの自伝的傑作を原作としている。
主演:マレク・コンドラト、グレアム・ラインズ、トム・ウィルキンソン
(日本語字幕付き。100分、1976年、ポーランド・イギリス合作映画)

アンジェイ・ワイダ
ワイダ監督と『シャドウ・ライン』撮影風景


19: 20-19: 30 休憩


19: 30-20: 00

レクチャー2 沼野 充義(東京大学教授)

 ポーランド人としてのジョセフ・コンラッド ——その生涯と作品


20: 00-20: 15

観客の皆様との交流会

コンラッド、ワイダとポーランド文化に関するクイズに答えて、素敵なプレゼントをゲットしよう!(ポーランド広報文化センター提供)

 


構内図

問合せ先

現代文芸論研究室
tel & fax: 03-5841-7955