2011年度 学期 現代文芸論研究室授業内容


現代文芸論入門【専限】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
野谷/沼野/柴田他
2単位
木・2

 現代文芸論専修課程でこれから本格的に文学研究を始めるために必要となる基本的な知識・方法を身につける。
※ なお、この授業は、受講者を現代文芸論所属の学生のみに限定する。 




ラテンアメリカ文学概説7)」【学・持ち出し専門科目】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
野谷 文昭
2単位
火・2

 現代ラテンアメリカの中でも主にスペイン語圏の作家とその作品を取り上げながら、この地域の文学の特徴や成り立ちについて考察する。小説の他に詩やエッセーも扱う。




ラテンアメリカ文学研究9)」【院】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
野谷 文昭
2単位
火・4

 ラテンアメリカ文学の作家とその作品を具体的に知る。 




ことばと文化2)」【学】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
沼野 充義
2単位
月・4

 近現代の世界の文学を(現代日本文学も含めて)、一国一文学の枠を超えた視点で読解・研究していくための基本的な枠組みを提供し、各自の個別の研究への応用を考える。ことばと文化的アイデンティティ、文学作品の翻訳、文化の固有性と越境性、批評理論は時代や国を超えて普遍性を持ちうるか、理論と実践の対話は可能か、「世界文学」は可能か、といった「大きな話題」をあえて真面目に考え、各自の個別の専門分野の理解の深化につなげていきたい。




世界日本文学へのアプローチ3)」【院】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
沼野 充義
2単位
月・5

 世界の文学を広い視野から(日本文学も視野に入れて)研究していくための様々なアプローチを考え、特にこれから大学院で本格的な研究を始めようとする者のための研究入門的ゼミとしたい。
 東欧文学(ロシアを含む)、亡命作家・越境的な文学など、他の伝統的な研究の枠組みに入らない分野を研究する大学院生や、外国のバックグラウンドを活かしながら現代日本文学・文化を研究しようとする留学生も歓迎する。




ユーラシア世界―越境と変容の場【学・総合科目】
開講場所:駒場
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
沼野 充義他
2単位
月・2

 ソ連の崩壊後、いわゆる「ソ連東欧研究」の政治的な枠組みが崩れた結果、かつてソ連とその影響下にあった広大なユーラシア大陸の中・北部の地域に対して、従来の狭い地域研究の枠を越えた新しいアプローチが必要とされている。
 この講義は、この地域に専門的に関わる文学部の様々な教員を中心にし、法学部および教養学部の教員の参加も得てリレー講義の形で、いわゆる旧東欧圏から、ロシア、コーカサス、中央アジアにまたがる「ユーラシア世界」を研究するための総合的・多分野的視点を提供しようとするものである。




翻訳演習5)」【学】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
柴田 元幸
2単位
金・1

 毎回、英語で書かれた2〜3ページの小説・エッセイを全員が訳す。




現代の世界文学4)」【院】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
柴田 元幸
2単位
金・3

 言語(特に英語)が何らかの形で問題になるような現代文学の作品を英語原文・英訳で読む。




ガリヴァー旅行記を読む【学・原典を読む】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
柴田 元幸
2単位
水・5

 




今日の世界文学・文化3)」【院・多分野交流演習】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
柴田 元幸
通年
2単位
金・5(隔週)

 今日世界でどのように文学・文化が生まれ、享受され、研究されているかを多面的に知る。対象は現代文学・文化であるとは限らない。




文学批評理論4)」【学】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
大橋 洋一
2単位
月・3

 20世紀と21世紀の文学批評および文化理論にを概説する。20世紀の批評理論を、英米圏のフィルターを通して、理論の概要を解説し、その適用方法を実例とともに示し、理論にもとづく実践を試みる。21世紀も10年代を迎えようとする現在、新しい批評の流れもあわせて紹介する。




マニエリスム現代文芸論【学・院共通】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
高山 宏
2単位
火・3

 G・R・ホッケのマニエリスム論『迷宮としての世界』の文庫化とR・L・コリーのパラドックス文学論『パラドクシア・エピデミカ』邦訳でやっと整った強烈な批評環境の中で現代文学を再検討する。




チェコの言語と文化【学・院共通】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
阿部 賢一
2単位
木・4

 チェコ語の基礎を習得すると同時に、プラハの都市文化に関する基本的な知識を身につける。




ロシア語中級1)」【学・外国語】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
エカテリーナ・グトワ
2単位
水・4

 一年間学習したロシア語の基礎的知識を発展させ、応用力をつけることを目指す。その際「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」という4つの側面をバランスよく学習することを目標とする。身近なテーマから始め、様々な話題を取り上げ、文法事項を復習しながら、また語彙を増やしながら、口頭表現を身につける。発音やイントネーションも重視する。また作文の練習を行う。




現代文学と多言語世界—精読と創作【学・院共通/集中講義】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
多和田 葉子
2単位
9/15(木)〜9/22(木)

1.小説の細部に身体ごと入り込んで、宇宙を旅する練習をする。たった一つの文章、たった一つの単語、時にはたった一つの文字が大切。細部にこだわることで、別の時代、別の言語、別のジャンルに視線をつなげていけるようにする。

2.たった一つの言語の中に隠されている多数の言語を見つける練習をする。

3.小説だけでなく文学理論を楽しく読んで視野を広げ、拒否反応として植えつけられた「退屈」「下手」「古くさい」「つまらない」「暗い」「きもい」などの感覚から自分自身を解放する。





2011年度 学期 現代文芸論研究室授業内容


ラテンアメリカ文学概説8)」【学・持ち出し専門科目】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
野谷 文昭
2単位
火・2

 ラテンアメリカ文学の特徴について考察する。そもそもラテンアメリカ文学というものは存在するのだろうか。各国文学、あるいはいくつかの地域に分割してみることはできないのか。スペイン文学との違いは何か。このような問いを念頭におきながら、作家や作品の越境性、混淆性などについて考える。




ラテンアメリカ文学研究10)」【院】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
野谷 文昭
2単位
火・4

 ラテンアメリカ文学について知識を得た学生が、それぞれの関心に応じて作家や作品について調査研究を行い、その成果を報告する。その報告に基づき、受講者と担当教員による検討が行われる。素材は概説で扱った作家や作品に限定しない。また、各自の専門との比較検討も行われることが期待される。




ガウチョ小説を読む【学・原典を読む】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
野谷 文昭
2単位
火・5

 




世界日本文学へのアプローチ4)」【院】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
沼野 充義
2単位
月・5

 世界の文学を広い視野から(日本文学も視野に入れて)研究していくための様々なアプローチを考え、特にこれから大学院で本格的な研究を始めようとする者のための研究入門的ゼミとしたい。
 東欧文学(ロシアを含む)、亡命作家・越境的な文学など、他の伝統的な研究の枠組みに入らない分野を研究する大学院生や、外国のバックグラウンドを活かしながら現代日本文学・文化を研究しようとする留学生も歓迎する。

授業予定(ver.3 11/1作成)

10月3日 イントロダクション&打ち合わせ

10月10日 (休日)

10月17日 「震災後の文学」(沼野)3・11以後の現代日本文学における、いくつかの大震災に対する応答を検討する。

10月24日 (休講)

10月31日 【研究報告1】亀田真澄(現代文芸論)「転覆とノスタルジー―旧ユーゴ地域における現代文学の例から」

11月7日 【世界文学】David Damrosch, “Comparing the Incomparable: World Literature from Du Fu to Mishima.” 11月12日の国際シンポジウムのためにダムロッシュ氏が準備した論文を事前に読んでシンポジウムに備える。(テキストはファイルで配布)
  報告者:杉浦清人(現代文芸論)

11月14日 (休講)
*  授業を補うものとして、11月12日(土)開催予定の国際シンポジウム「世界文学とは何か?」(14:00-18:30、一番大教室。特別ゲスト:David Damrosch, 池澤夏樹)に出席することを強く勧めます。有志には準備をお手伝いいただきたいと思います。
*  参考書籍 David Damrosch, How to Read World Literature (Wiley-Blackwell, 2009)の特に第三章 ”Reading Across Cultures”.

11月21日 【研究報告2】柾木貴之(総合文化)「翻訳作品の読み比べ-村上春樹の関連作品を中心に」*村上春樹訳『おおきな木』(シェル・シルヴァスタイン、あすなろ書房)の他、英語版『ノルウェイの森』、英語版『1Q84』を扱う予定。

11月28日 【研究報告3】徐暁紅(中文)「中国と日本におけるクヌート・ハムスンの受容」
*『ノーベル賞文学全集<4>』(主婦の友社、1971)所収のハムスン『飢え』などを参照のこと。

12月5日 *報告者を決めて、講読テキスト候補1か2のどちらかを読む(下記参照)。
報告者:未定

12月19日 【補講・特別講義】ゲスト:ツヴェタナ・クリステワ博士(ICU教授)「心づくしの日本語―和歌でよむ古代の思想」*参考図書:クリステワ先生著『心づくしの日本語―和歌でよむ古代の思想』ちくま新書、『涙の詩学―王朝文化の詩的言語』名古屋大学出版会。座談会「和歌研究への感謝と期待」(杉橋・クリステワ・渡部・沼野、『文学』2002年3・4月号)

1月16日 【特別講義(一般公開)】松浦寿輝氏(東京大学大学院総合文化研究科教授・作家・詩人・評論家)「波打ち際に生きる──研究と創作のはざまで」1番大教室、17:00-18:30

*東京大学退官特別記念講義:ヴァレリー、バルト、フーコー、ブルトン、折口信夫、エッフェル、マレー、萩原朔太郎、ゴダール、ヒッチコック、中江兆民……様々な固有名詞を経廻りながら、「或る一つの生」(ドゥルーズ)の輪郭を辿り直す。

1月23日 【特別講義】ゲスト:張競博士(明治大学教授)「内と外からみた日本近代文学」
*「芸術的散文としての小説」とは何か、という問題をめぐって、近代の日本作家の意識、およびその作品は欧米と日本でどのように評価されているか。参考図書:張競先生著『海を越える日本文学』ちくまプリマー新書、『異文化理解の落とし穴――中国・日本・アメリカ』。

1月30日 【研究報告4】(仮)村上春樹を様々な角度から見る(発表予定者:邵丹、メル・アラモなど)詳細はTBA.

2月6日 予備(試験期間だが、必要に応じて補講を行う。)

講読テキスト候補(マスターコピーは研究室に置いてあります)

①【オリジナルなき翻訳?】Emily Apter, “Translation with No Original: Scandals of Texual Reproduction”(Emily Apter, The Translation Zone, Princeton UP, 2006)を参照しながら、ピエール・ルイス「ビリティスの歌」、Rexroth「マリチコの愛の詩」、架空の詩人(?)ヤスサダ・アラキなどの例について考える。

【比較文化―言語からのアプローチ】ポーランド出身の言語学者Anna Wierzbickaの通文化的比較語用論を手がかりにして、文化の相違を言語の観点から考える。Anna Wierzbicka, Cross-Cultural Pragmatics: The Semantics of Human Interaction (Mouton de Gruyter, 2003),特に Chapter 3: Cross-cultural pragmatics and different cultural values.




現代文芸論のフロンティア―世界文学をどう読み、どう研究するか【学・持ち出し専門科目】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
沼野 充義
2単位
月・3

 現代の文学を広い視野から、一国一言語の枠にとらわれないで、また日本も世界の一部として視野に入れながら読んでいくための入門的な授業。専門分野・言語は問わず、これから文学を本格的に研究しようとする皆さんのためのイントロダクションとしたい。国民文学と「世界文学」の概念、外国文学を原語で読むことの翻訳で読むことの違い、文学にとってのローカルなものとグローバルなもの、といったトピックを扱いながら、並行して何人かの具体的な作家の例に即して文学作品の現代的な読み方を検討していく。




ロシア東欧文学・芸術の世界【全学自由ゼミナール】
開講場所:駒場
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
沼野 充義
2単位
水・5




ポーランドの言語と文化【学】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
沼野 充義・加藤 有子
2単位
金・4

 ポーランド語文法の基礎を習得し、簡単な文章の読解や日常のあいさつレベルのコミュニケーションができるようになることを目指す。またポーランドの文化・文学・芸術や歴史的背景についても学ぶ。




現代文学短篇講読3)」【学】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
柴田 元幸
2単位
金・1

 20世紀末〜21世紀に刊行された、英語で書かれた/英語に訳された短篇小説を毎回1本読む。世界でいまどんな小説が書かれているかを少しでも知ることと、小説を英語で味わえる語学力をつけることをめざす。毎回レポート提出、簡単な発表1回。




翻訳実践演習2)」【院】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
柴田 元幸
2単位
金・3

 外国語で書かれた文学作品を日本語に訳す。それと並行して、翻訳に関する古典的な批評も読むかもしれないが、重点は実践の方にある。




今日の世界の文学・文化3)」【院・多分野交流演習】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
柴田 元幸
2単位
金・5(隔週)

 今日世界でどのように文学・文化が生まれ、享受され、研究されているかを多面的に知る。対象は現代文学・文化であるとは限らない。




文学文化批評理論2)」【学・院共通】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
大橋 洋一
2単位
水・5

 2009年度からはじめたAdaptation研究を継続し、理論と実践とをまとまったものにして留める作業を行ないたい。ただし2009年、2010年の授業に参加していなくても問題ない。今回は、アダプテーションの理論を深化させる論文なり文献を読み、過去の具体例を詳細に考察して、理論と実践との融合をはかるのを目的とする。ただし、前半は、関連文献を読むことが中心となるが、後半は、参加者によるアダプテーションに関連した研究発表が行われることになる。




文体と言語表現【学】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
古賀 義顕
2単位
水・2

 文学における文体は,作品の性質を大きく左右し,読者の好みを端的に示す指標のひとつでもあります。その点で文体とはきわめて具体的であるにもかかわらず,その意味はしばしば多義的です。この授業では,テクストに接したときの個々人の感じ方を重視しながら,近現代文芸における装飾的散文,文体の性差,翻訳の文体,視覚的表現などの具体例をもとに,「文体」と呼ばれるものの背後に横たわる言語表現を瞥見したいと思います。




ロシア語中級2)」【学・外国語】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
古賀 義顕
2単位
水・4

 ロシア語を1年程度学習し,文法の基礎をひととおり学んだ学生を対象とした講読の演習です。教材にはエッセーやネット上のコラムなどの軽い読み物から,すこし硬めの論文の文章まで,できるかぎり多様なテクストをとりあげる予定です。初級の知識をおさらいしながら進めていき,辞書さえあればどんなテクストでも正確に意味を読みとれるレベル(文法的・語彙的)に到達することを最終目標とします。




21世紀のアメリカ文学【学・持ち出し専門科目】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
都甲 幸治
2単位
月・2

2000年以降のアメリカ文学はどういう展開になっているのでしょうか。以前では考えられないほど多様な出身地、ジェンダー、世界観をもった作家たちが旺盛な活動を続けています。彼らの作品を通して、現代に生きることの意味を考えてみましょう。予定している作品は以下の通りです。
- Maile Meloy, Travis B.
- Aleksandar Hemon, The Conductior.
- Miranda July, The Shared Patio.
- Junot Diaz, How to Date a Brown Girl.
- Mary Gaitskill, Today I'm Yours.
- Brian Evenson, A Pursuit.
- Chimamanda Ngozi Adichie, The Shivering.
- George Saunders, jon.
- Judy Budnitz, Immersion.
- Don DeLillo, Midnight in Dostoevsky.
- Rattawut Lapcharoensap, Valets.
- Wells Tower, The Landlord.




日本近代文学における想像力の問題【学・院共通】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
井上 隆史
2単位
水・4

 文学と想像力とはどのような関係にあるか、文学は想像力の問題をどのように扱ってきたか、想像力はいかにして文学作品を生むか、ということを、日本近代文学に即して考える。




スペイン語圏カリブ文学【学・持ち出し専門科目】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
久野 量一
2単位
水・5

 本講義では、スペイン語圏カリブ地域の文学について理解を深め、その特徴を探る。カリブ地域の歴史、社会、文化的な事情を参照しながら「カリブ文学」の可能性を検討する。




Twenty First Century Writing【学・多分野講義】
担当教員
学期
単位数
曜日・時限
David Peace
2単位
木・4

Course Objectives:

The aim of the course is to give students an overview and understanding of some of the key developments, issues, themes and texts of literature in the Twenty-first Century and to then encourage students to use that understanding to improve their own reading and writing.


Course Schedule:

Week One –

Introduction: What, where and who is writing in the Twenty-first Century?
A variety of short extracts e.g. AUSTERLITZ and CLOUD ATLAS.


Weeks Two & Three –

The Blockbuster Phenomena: The best-seller in the Twenty-first Century.
Extracts from HARRY POTTTER & THE DEATHLY HALLOWS and THE DA VINCI CODE.


Weeks Four & Five –

The Crime Novel in the Twenty-first Century.
Extracts from THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO and THE POWER OF THE DOG.


Weeks Six & Seven –

The Dystopian & Post-Apocalyptic Novel.
Extracts from NEVER LET ME GO and THE ROAD.


Weeks Eight & Nine –

The “Novel” in the Twenty-first Century.
Extracts from DIARY OF A BAD YEAR and 2666.


Weeks Ten & Eleven –

“A Twenty First Century Novel”.
Extracts from TOKYO YEAR ZERO.


Week Twelve –

In Conclusion:  A Twenty-first Century Literature.


Course Teaching Methods:

Each extract from each text will be accompanied by a number of questions. Students will be asked to read the extract prior to each seminar and to have notes on the questions, in order to participate in an active, critical discussion during the seminar.


Course Method of Evaluation:

Students can choose one of three options:

i) An essay on a text studied during the course.

ii) An essay on a Twenty-first Century text of their own choosing.

iii) A piece of creative writing using themes and techniques studied during the course.

Each essay or piece of creative writing must be 2,000 to 2,500 words in English; deadline for submission to be decided.