柳原 孝敦(やなぎはら たかあつ):東京大学文学部准教授(源代文芸論)。専門はスペイン・ラテンアメリカ文学、文化研究。著書:『ラテンアメリカ主義のレトリック』。翻訳書:アレホ・カルエンティエール『春の祭典』(国書刊行会)、セサル・アイラ『文学会議』(新潮社)、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』(松籟社)など。
阿部 賢一(あべ けんいち):立教大学准教授。専門は中欧文化論、比較文学。著書に『複数形のプラハ』(人文書院)他、訳書にミハル・アイヴァス『もうひとつの街』、ボフミル・フラバル『わたしは英国王に給仕した』(以上、河出書房新社)、ラジスラフ・フクス『火葬人』(松籟社)、パトリク・オウジェドニーク『エウロペアナ 二〇世紀史概説』(共訳、白水社、第一回日本翻訳大賞受賞)他。
亀田 真澄(かめだ ますみ):東京大学文学部助教(源代文芸論)。研究対象は20世紀ロシア東欧における視覚表象。著書『国家建設のイコノグラフィー —ソ連とユーゴの五カ年計画プロパガンダ』(成文社、2014年)、共著書『アイラヴユーゴ』シリーズ1〜3巻(社会評論社、2014〜2015)。
奈倉 有里(なぐら ゆり):専門:ロシア詩、現代ロシア文学。訳書:ミハイル・シーシキン『手紙』(新潮社)、ボリス・アクーニン『トルコ捨駒スパイ事件』(岩波書店)、リュドミラ・ウリツカヤ『陽気なお葬式』(新潮社、2016年2月)他。
沼野 充義(ぬまの みつよし):東京大学教授(現代文芸論)。ロシア・ポーランド文学専攻、文芸評論家。主な著書に『世界文学から/世界文学へ』(作品社)、『チェーホフ 七分の絶望と三分の希望』(講談社)。主な翻訳にナボコフ『賜』(河出書房新社)、レム『ソラリス』(ハヤカワ文庫)などがある。
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