池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 第13巻
『樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鷗外』刊行記念
主催:東京大学現代文芸論研究室 共催:河出書房新社
東京大学で
一葉・漱石・鷗外
を読む

池澤夏樹 川上未映子 紅野謙介 沼野充義 カタジーナ・ソンネンベルク


昨年11月から刊行が始まった「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」。その第13巻『樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鷗外』が2月に刊行されます。収録作品は、明治を象徴する青春小説「たけくらべ」「三四郎」「青年」の三作。それぞれの作家・作品にゆかりの深い本郷の東京大学で、各作品の魅力と明治の文学について、全編集者の池澤夏樹氏、「たけくらべ」の新訳に取り組んだ川上未映子氏、近代文学が専門の紅野謙介氏と、東京大学現代文芸論研究室の沼野充義氏が語り合います。
また、ゲストコメンテーターとして、ヤギェロン大学(ポーランド)からカタジーナ・ソンネンベルク氏も参加してくださいます。


日時:201522214開演(1330開場

会場:東京大学文学部法文2号館2階1番大教室(本郷キャンパス)
 *構内図はこのページの下方をご覧ください。

交通:地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷三丁目」、南北線「東大前」下車、徒歩10分。
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷3-7-1

予約について
*不要ですが先着順となります
*満席の場合は入場をお断りする場合もありますので、ご諒承ください(定員200人)。
*当日12時30分より会場入口で整理券を配布


第1部 14時〜15時)
たけくらべにさわる 川上未映子(作家)
第2部・シンポジウム1515分〜1645分)
明治の青春小説の魅力 池澤夏樹(作家)×川上未映子(作家)×紅野謙介(日本大学教授)×沼野充義(東京大学教授)+ゲストコメンテーター/カタジーナ・ソンネンベルク(ヤギェロン大学准教授)


池澤 夏樹(いけざわ なつき)

1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞ほか多数受賞。


川上 未映子(かわかみ みえこ)

1976年生まれ。作家・詩人。2008年『乳と卵』芥川賞、09年『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、13年『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞を受賞。


紅野 謙介(こうの けんすけ)

1956年生まれ。日本大学文理学部教授。日本近代文学研究。著書に『書物の近代』『検閲と文学』など。


沼野 充義(ぬまの みつよし)

1954年生まれ。東京大学文学部教授。現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学。著書に『徹夜の塊 ユートピア文学論』『世界は文学でできている 対話で学ぶ<世界文学>連続講義』など。


Katarzyna Sonnenberg(カタジーナ・ソンネンベルク)

ポーランド国立ヤギェロン大学文学部日本学科准教授。日本近代文学専攻。樋口一葉研究で博士号取得。著書『自分を物語る—— 一葉文学の自伝性』(2014年)。


法文2号館案内図

*噴水、図書館入り口の辺りは工事中で通行不可ですので、ご注意ください。

問い合わせ先

東京大学文学部現代文芸論研究室
tel & fax: 03-5841-7955
e-mail: genbun
l.u-tokyo.ac.jp(アットマークは半角にしてください)