昨年11月から刊行が始まった「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」。その第13巻『樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鷗外』が2月に刊行されます。収録作品は、明治を象徴する青春小説「たけくらべ」「三四郎」「青年」の三作。それぞれの作家・作品にゆかりの深い本郷の東京大学で、各作品の魅力と明治の文学について、全編集者の池澤夏樹氏、「たけくらべ」の新訳に取り組んだ川上未映子氏、近代文学が専門の紅野謙介氏と、東京大学現代文芸論研究室の沼野充義氏が語り合います。
また、ゲストコメンテーターとして、ヤギェロン大学(ポーランド)からカタジーナ・ソンネンベルク氏も参加してくださいます。