ソヴィエト公式文化研究の第一人者である、トロント大学教授トーマス・ラーフゼン氏による特別講義と映画上映会です。ラーフゼン氏は著書『人生が本を書く方法 —スターリン期ロシアにおける社会主義リアリズムと本当の社会主義』(1997年)などで世界的に知られていますが、近年は第二次大戦期の満州をめぐる記憶の問題にも取り組まれています。本講演では同氏が制作中のドキュメンタリー映画「ハルピンのこだま」(35分)も上映していただきます。
※講義は英語。通訳はつきませんので、あらかじめご諒承ください。
※事前予約不要。どなたでも聴講できます。
**この講義は、科研費研究プロジェクト「越境と変容——グローバル化時代のスラヴ・ユーラシア研究の新たなパラダイムを求めて」の一環として行われるものです。