東京大学文学部スラヴ語スラヴ文学研究室・現代文芸論研究室
対話による<世界文学入門>講義のお知らせ
主催 現代文芸論研究室、スラヴ語スラヴ文学研究室、光文社
協力 一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)、光文文化財団

作家・演出家・エッセイスト・翻訳家・元東京工業大学世界文明センター長
ロジャー・パルバース氏を迎えて
沼野充義との対話による<世界文学入門>講義

驚くべき日本語すばらしいロシア語
(そして英語、ポーランド語も)
——文化と翻訳と越境をめぐって——



対話は日本語で行われます。この講義は、大学院スラヴ文学演習の一環として行われるものですが、専門的関心をお持ちの方のご来聴を歓迎します。ただし、少人数のセミナー形式で行うため、満席の場合は立ち見をお願いすることもありますのであらかじめご諒承下さい。

講師紹介
ロジャー・パルバース(Roger Pulvers):1944年〜。アメリカ出身、現在オーストラリア在住の作家、劇作家、演出家、元東京工業大学教授、同大学世界文明センター長。英語を母語としながら、日本語、ロシア語、ポーランド語に通じ、それぞれの言語文化に関わる仕事を多面的かつエネルギッシュに展開してきた。著作も英語だけでなく、日本語でも行っている。映画『戦場のメリークリスマス』で助監督を務め、その後、演出家として演劇活動にも携わる。長篇小説や短篇集、戯曲、随筆集、翻訳などにわたり、日本語と英語で25冊の著書がある。2013年、宮澤賢治詩集の英訳で第19回野間文芸翻訳賞受賞。主な小説に『ウラシマ・タロウの死』、『旅する帽子 小説ラフカディオ・ハーン』、『ライス』、自伝『アメリカ人をやめた私 視線は地平をこえて』、近著に『もし、日本という国がなかったら』、『賢治から、あなたへ 世界のすべてはつながっている』、『驚くべき日本語』など。


日時:2014418(金) 午後440分〜620

場所:東京大学文学部文3号館7階スラヴ語スラヴ文学演習室(本郷キャンパス)

アクセス:東京メトロ丸の内線、都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」、東京メトロ南北線「東大前駅」から徒歩約10分。

〒113-003 東京都文京区本郷7-3-1



問い合わせ先
現代文芸論研究室
tel & fax: 03(5841)7955
e-mail: genbun
l.u-tokyo.ac.jp(を半角の@に変えてください)