主催 東京大学文学部現代文芸論研究室

Małgorzata Sady氏 特別講義


Franciszka and Stefan Themerson
Versatile Avant-Garde Artists

Franciszka i Stefan Themerson
– Wszechstronni artyści awangardowi


日時:20131213日()/15時〜1640
場所:法文2号館地下1階2019教室(現代文芸論演習室)
キャンパスマップ(日本語)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html

Date and Time: Friday, December 13, 2013, 15:00-16:40
Place: T
he University of Tokyo(Hongo Campus), Faculty of Law and Letters Bldg.2., Room.2019
CampusMap(English)http://www.u-tokyo.ac.jp/en/about/documents/Hongo_CampusMap_E.pdf (See 32)

ステファン&フランチシュカ・テメルソンは両大戦間期にポーランド、1940年代初頭はロンドンで、映像、写真、文学、絵画、出版と多領域で活動した芸術家。ステファン(1910-1988)はポーランド語と英語の作家、映像作家、写真家、フランチシュカ(1907-1988)は画家、装丁家であり、共同制作も多い。2000年代半ば以降、ポーランドではその活動の総合的な再評価が著しく、シンポジウムや関連書籍の刊行が相次いでいる。今回は、テメルソン研究・紹介の第一人者で、夫妻と生前交流もあり、現在、ロンドンにあるテメルソン・アーカイヴの管理にも携わるマウゴジャータ・サディ氏を迎え、テメルソン夫妻の多彩な活動に関して、映画や絵画作品を見せながらお話いただく。これまで日本でほぼ未紹介のテメルソンについて、第一人者から話を聞き、作品を見る貴重な機会。
*追記(12月10日):「存在へのアプローチー暗闇、無限、日常 ポーランド現代美術展」(京都)に出展中のワルシャワ在住の芸術家、鴨次晃次氏もご来場。講義後、アーティスト・トークも予定しています。
講義は英語(通訳無し)、ポーランド語(通訳有り)
※ 予約不要。現代文芸論研究室「ポーランド語入門(2)の一環ですが、関心のある方の来聴を歓迎します。


マウゴジャータ・サディ(Małgorzata Sady)
テメルソンの活動、作品についての第一人者。その紹介とアーカイヴ運営に関わるほか、映画や絵画制作、翻訳、批評、さらに美術展やアニメーション映画祭の企画まで幅広く活動している。アニメーション映画祭Animator(ポズナニ、2008-2009)、クエイ兄弟の映画Inventorium of Tracesではアシスタントと即興音楽を担当、Mask(レム原作、2010)ではテクストの翻案、翻訳を担当。今回は、京都で開催のポーランド現代美術展(「存在へのアプローチー暗闇、無限、日常 ポーランド現代美術展」12月7日〜23日、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)のキュレーターとして来日。
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA http://www.kcua.ac.jp/gallery/exihibition/4653.html



問い合わせ先
現代文芸論研究室 e-mail: genbun×l.u-tokyo.ac.jp(加藤有子)
半角@に変えてください。