福沢 啓臣(ふくざわ ひろおみ):元ベルリン自由大学准教授、NPO絆・ベルリン会長。1967年渡独、1975年ベルリン自由大学哲学科修士卒業、1976年よりベルリン自由大学日本学科就職、日本語・日本文学を教える。2003年ベルリン自由大学博士号取得、2008年同大学退職。ベルリンにおける日独文化交流の中心として長年多大な貢献をしてきた。教職以外に1983年よりベルリン映画祭に準スタッフとして参加。映画関係では、篠田正浩監督の『舞姫』と『スパイ・ゾルゲ』の制作に協力した。文学関係では、1985年以来国際「連詩」の会を5回オーガナイズし、谷川俊太郎や大岡信をドイツに招聘し、連詩の翻訳を担当した。
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那須田 淳(なすだ じゅん):作家。主にヤングアダルトや児童文学の分野で活躍する作家。1995年よりベルリンに在住、ドイツ語に堪能であり、作家ハッケと画家ゾーヴァの共著『ちいさなちいさな王様』(講談社)など、ドイツ語からの翻訳も多数ある。ドイツを舞台にした『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞。最近作に『一億百万光年先に住むウサギ』(理論社)
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