レオニード・アニシモフ(Леонид Иванович Анисимов)ロシア功労芸術家。ウスリースク市立ドラマシアター芸術監督。スタニスラフスキー・システムの研究家、演出家。ウラジオストークのビエンナーレで「劇団 京」主催者と知り合ったことが縁で日本の劇団に関わるようになり、1999年には日本(シアターX)でスタニスラフスキー・システムのワークショップを開催。現在は下北沢にある日本唯一のレパートリーシアター《東京ノーヴイ・レパートリーシアター》(2004年に「劇団京」「ペレジヴァーニエ・アートシアター」「スタジオ・ソンツェ」が結集してできた劇団)の芸術監督として同劇団の演出を手掛ける。おもな演目は、チェーホフ「かもめ」「三人姉妹」「ワーニャ伯父さん」「桜の園」ゴーリキー「どん底で」近松門左衛門「曽根崎心中」宮沢賢治「銀河鉄道の夜」。現在、新作シェイクスピア「ハムレット」を稽古中。舞台と並行して、シンポジウム・ワークショップ・アートサロンなどを開催。日本のほか、アメリカ、韓国でも活発な活動をつづけている。