東京大学文学部スラヴ語スラヴ文学・現代文芸論研究室・チェコセンター共催

映画上映と特別講義

映画を通じてチェコの歴史と文化を学ぶ



『死体焼却人』(1969年、チェコスロヴァキア映画、96分)

『死体焼却人』Spalovač mrtvol はチェコの作家ラジスラフ・フクス Ladislav Fuks(1923-1994)による同名の原作をもとに、ユライ・ヘルツ Juraj Herz 監督が映画化したもので、チェコ映画のヌーヴェル・ヴァーグの代表的な作品として国際的に高く評価されています。1930年代のプラハを舞台とし、ショッキングな題材を扱ったこの傑作ホラー・コメディ(日本未公開)を今回英語字幕で上映するとともに、チェコセンター所長のホリー氏とチェコ文学研究の気鋭第一人者である阿部賢一氏に解説をしていただき、映画を通じて20世紀チェコの歴史と文化を学ぼうという趣旨の特別企画です。

このイベントは東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学大学院演習「スラヴ文学研究へのアプローチ」および文学部現代文芸論研究室「チェコの言語と文化」の一環として行われるものですが、専門的関心をお持ちの皆様のご来聴を歓迎します。

※英語字幕(日本語字幕はついていませんので、予めご諒承ください)
事前登録・予約は不要です。入場無料。定員220名。満席の場合は立ち見をお願いする場合もありますので、予めご諒承下さい。



映画上映:『死体焼却人』(1969年、チェコスロヴァキア映画、96分)
「『死体焼却人とその原作者ラジスラフ・フクスについて
解説:ペトル・ホリー氏(チェコ共和国大使館内チェコセンター所長)
   阿部賢一氏(立教大学文学部准教授、チェコ文学研究者)



日時:2011624)/午後4時〜午後630開場:午後330
場所:東京大学本郷キャンパス 法文2号館2階1番大教室

(一番大教室へは、建物中央のアーケード内のガラス戸から入って、2階に上がって下さい)

問い合わせ先
スラヴ語スラヴ文学研究室(03-5841-3847)
現代文芸論研究室(03-5841-7955)

協賛:チェコセンター