エドワード・ゴーリー原作、国内初の人形劇
「バイセクル the bicycle」は、エドワード・ゴーリーの絵本「優雅に叱責する自転車」「不幸な子供」を基にした作品です。
エドワード・ゴーリーは、今は亡きアメリカの絵本作家です。亡くなる2000年までに、数多くの絵本を描いてきました。モノクロームの線画、韻を踏んだ短い文章による構成、意味があるようでないようなナンセンスストーリーは、世界中に数多くの熱狂的ファンを生みました。人形劇化にあたり、その原作世界を壊さないよう、セリフのない構成、モノクロ基調の美術を徹底しました。
2004年ひとみ座スタジオでの初演より、2007年劇場シアターΧ(東京・両国)、2008年には香港で再演されてきました。今回は、国内では3年ぶりの再演です。
英米文学者の柴田元幸さんによるアフタートーク
エドワード・ゴーリーの翻訳も担当されている、英米文学者の柴田元幸さんによるアフタートークが、8月21日(土)の各回のみ開催されます。人形劇終演後、ゴーリーの魅力について語ります。
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