＊＊＊＊＊講師プロフィール＊＊＊＊＊

ルイ・ズィンク（Rui Zink）：1961年リスボン生まれ。作家、リスボン新大学人文社会科学部准教授。短編・長編・ロマンス・児童書・学術論文・漫画アニメの原作、構成など、幅広いジャンルで精力的に執筆活動を行なっている。これまでに発表した作品は30近く、翻訳された言語は10にのぼる。前衛的作風で知られる。邦訳に小説『待ちながら』（近藤紀子訳、而立書房、2006、原題：A Espera、1998）がある。その他の著作にO Destino Turistico（仮題：『観光地』、2008、小説）、A Palavra Magica（仮題：『不思議な言葉』、2005、短編集）、Ate ao Oriente（仮題：『東洋まで』、2004、エッセイ集）。

　＊日本に関する著作、O Bebe que nao gostava de televisao（仮題：テレビが嫌いな坊や)（2002、児童書）、Hotel Lusitano（仮題：ルジターノ･ホテル)（1987、小説）など。米Pushcart賞ノミネート（2007年、The Writing Bug）、ポルトガルPENクラブ2004賞　（2005年、Dadiva Divina）受賞。