特別講演

リービ英雄氏を囲んで〜座談と講演

越境の

リービ英雄、自作と現代世界文学を語る

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日時2009629()・午後57

場所:法文2号館22番大教室(東京大学本郷キャンパス)

入場無料、事前登録不要。
**専門的関心をお持ちの方のご来聴を歓迎します。
***定員(120)を超えた場合、立ち見となりますので、ご了承ください。


コメンテーター:藤井省三(東京大学文学部教授/中国文学)
司会:沼野充義(現代文芸論、ロシア東欧文学)




アクセス:地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷三丁目」、南北線「東大前」下車、徒歩10分

東大構内案内図



リービ英雄(本名Ian Hideo Levy)氏は小説家・日本文学者、現代の「越境文学」を代表する文学者の一人。1950年アメリカ合衆国生まれ。英語を母語としながら、一貫して日本語で創作を続け、最近ではさらに中国に分け入って文学的探索を続ける、プリンストン大学で柿本人麻呂研究により博士号を取得、プリンストン大学、スタンフォード大学などで教鞭をとった後、日本に活動の拠点を移す。現在、法政大学国際文化学部教授。『万葉集』の英訳により全米図書賞(1982)、『星条旗の聞こえない部屋』で野間文芸新人賞(1992)、『千々にくだけて』で大佛次郎賞(2005)、『仮の水』で伊藤整文学賞(2009)を受賞。また2007年には国際交流基金から国際文化奨励賞を授与された。

その他の日本語による主な著作に小説『天安門』(1996)、『国民のうた』 (1998) 、『ヘンリーたけし レウィツキーの夏の紀行』、評論・紀行・対談集に『日本語の勝利』 (1992) 、『新宿の万葉集』 (1996) 、『日本語を書く部屋』(2001) 、『我的中国』(2004) 、『英語でよむ万葉集』 (2004) 、『越境の声』(2007)、『延安 革命聖地への旅』(2008) などがある。


 

主催:東京大学文学部現代文芸論研究室
共催:科研費研究「グローバル化時代の文化的アイデンティティと新たな世界文学カノンの形成」


問い合わせ先

住所:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学文学部 現代文芸論研究室

TEL・Fax:03(5841)7955  E-Mail:genbunXl.u-tokyo.ac.jp( X→@ )