各プログラムの修了要件

(1)学部プログラム

プログラム履修生は、各専修課程に所属し、そのカリキュラムを履修しながら卓越大学院学部プログラムを履修します。

大学院科目を6単位以上(演習4単位以上を含む)履修することが修了要件です。大学院科目には、学部・大学院共通科目を含みます。

履修した大学院科目は、大学院進学後に大学院の自由選択科目として単位が認定されます。

ただし、学部・大学院共通科目を学部卒業に必要な単位に充当した場合は、大学院の単位としては認定されませんので注意してください。(学部プログラム修了に必要な単位数には算入されます。)

(2)修士課程プログラム

プログラム履修生は、各専門分野に所属し、そのカリキュラムを履修しながら卓越大学院修士課程プログラムを履修します。

人文社会系研究科修士課程の修了要件を満たしていることに加えて、卓越大学院プログラム科目から必修科目と選択必修科目を合わせて6単位以上を履修することが修了要件です。

「学術活動課題演習」(1単位)は必修科目です。修了までに必ず履修してください。

選択必修科目はA群(新領域開発)とB群(国際発信系)に分かれています。各群から1単位以上、合わせて5単位以上履修してください。

(3)博士課程プログラム

プログラム履修生は、各専門分野に所属し、そのカリキュラムを履修しながら卓越大学院博士課程プログラムを履修します。

人文社会系研究科博士課程の修了要件を満たしていることに加えて、卓越大学院プログラム科目から必修科目と選択必修科目を合わせて5単位以上を履修することが修了要件です。

「学術活動課題演習」(1単位)及び「異分野共同研究演習」(1単位)は必修科目です。修了までに必ず履修してください。

選択必修科目はA群(新領域開発)とB群(国際発信系)に分かれています。各群から1単位以上、合わせて3単位以上履修してください。

学術活動課題演習について

「学術活動課題演習」(1単位)は、修士課程・博士課程ともに必修科目です。両課程において必ず履修して下さい。

本科目は、個別に設定したテーマに基づき、国内外における学術活動を指導教員の指導の下で行い、成果をレポートにまとめることによって単位を認定するものです。学術活動には、シンポジウムや研究会における研究発表、フィールドや学術機関等における調査等が含まれます。履修に際しては事前に指導教員とテーマについて相談し、履修の許可を得ることが必要です。

修士課程では国内外での学術活動、博士課程では海外での学術活動が対象です。

異分野共同研究演習

「異分野共同研究演習」(1単位)は、博士課程の必修科目です。

本科目は、三専門分野以上かつ三人以上からなる本研究科大学院生のグループで共通テーマを設定して、指導教員の指導の下に共同研究を行い、異分野共同研究演習シンポジウムを開催し、その結果をレポートすることによって単位を認定するものです。

A2ターム集中講義として開講し、シンポジウムは原則2月に設定する。

博士課程への進学について

卓越大学院では、全学的な方針として博士課程進学に質保証の仕組みが求められています。本研究科では、通常の博士課程試験に合格した修士課程プログラム履修者を対象として、博士課程進学審査(QE)を行います。QEでは、博士課程プログラムを履修するのに必要な学力、専門知識、研究遂行能力を具えているか否かを審査することとしています。

博士課程に進学するためには、修士課程2年次に日本学術振興会特別研究員(DC1)に応募しなければなりません。不採択であっても進学は可能ですが、進学後に特別研究員(DC2)に応募することを義務付けています。