共同研究「ブラフマニズムとヒンドゥイズム ― 南アジアの社会と宗教の連続性と非連続性」 第6回シンポジウム「古代・中世インドの王権と宗教」 2019年3月24日開催



2019年3月23日(土)~24日(日)東京大学文学部法文1号館215教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

二日目:3月24日(日)
10:00-10:50 河﨑 豊「ジャイナ教におけるクシャトリヤ観の一事例」
空衣派ジャイナ教のジナセーナ作 『アーディプラーナ』で、転輪王バラタが諸王に説示するクシャトリヤのあり方(クシャトラヴリッティ)を瞥見し、その特徴を議論する。

10:50-11:40 山口 周子「仏教と王権:ブッダの始祖伝説からモンゴル王統史まで」
仏教の律文献とモンゴルの史書を取り上げ、仏教を受容した地域において、転輪王の系譜が 「王の聖性」 を裏付ける根拠として用いられていたことを紹介する。

11:40-13:00 休憩

13:00-13:50 菊谷 竜太「インド密教における灌頂次第とチベットへの伝達」
ヨーガ階梯を中心に汎タントラ階梯の適用を目指した 『ヴァジュラーヴァリー』 灌頂次第の背景ならびにチベットにおける同書の伝承過程について曼荼羅の作例とともに考察する。

13:50-14:40 沼田 一郎「ダルマ文献における司法論題の配置とその変遷」
裁判・司法規定は 『実利論』 から 『マヌ』 ⇒ 『ヤージュニャヴァルキヤ』 ⇒ 『ナーラダ』 へと継承される。 これに含まれる諸論題の構成原理とその内容的変遷を検討する。

14:40-15:30 コメント,ディスカッション

15:30 閉会

 


主催:
京都大学人文科学研究所共同研究班「ブラフマニズムとヒンドゥイズム― 南アジアの社会と宗教の連続性と非連続性」(班長・藤井正人、副班長・手嶋英貴)

共催:
科研費基盤研究(B)「ヴェーダからポスト・ヴェーダの宗教・文化の共通基盤と重層性の研究」(研究代表者・梶原三恵子)
科研費基盤研究(B)「南インド希少ヴェーダ学派の文献集成と翻訳研究」(研究代表者・藤井正人)

お問い合わせ:
東京大学文学部インド語インド文学研究室
電話    03-5841-3755
メール  inbun[at]l.u-tokyo.ac.jp     [at]を@に入れ替えてお送りください。