日仏シンポジウム「アフリカ・カトリシズム・文化相対主義」のお知らせ 2018年1月27日開催


科学研究費補助金主催、美学芸術学研究室後援のシンポジウム「アフリカ・カトリシズム・文化相対主義――ライシテの時代におけるプレ-モダン的徴表のゆくえ」が開催されます。


「アフリカ・カトリシズム・文化相対主義――ライシテの時代におけるプレ-モダン的徴表のゆくえ」


日時:2018年1月27日(土曜日) 午前10時~午後17時50分
場所:東京大学本郷キャンパス 文学部法文二号館一大教室[2018/1/25追記:一大教室に変更となりました]
入場無料 事前申し込み不要
使用言語:日本語、フランス語(逐次通訳あり、翻訳原稿の配布予定)

主催:科学研究費補助金(16K13161 代表者:吉澤英樹15K16659 代表者:柳沢史明

後援:美学芸術学研究室

照会先:美学芸術学研究室(bigaku[at]l.u-tokyo.ac.jp)  *[at]を@に入れ替えてお送りください。

ポスターaffiche

レジュメresumé) [2017/12/28追記]

 

シンポジウム概要:

19世紀から20世紀にかけて、西洋は自らの文化優位と絶対性を確信しつつも、様々な時間空間「外部」と直面することとなる。想像の中世、キリスト教社会、プリミティブなもの、オリエント、日本、さらにはアフリカ。政治体制の維持を前提とした「保守文化相対主義」とも言える立場は、既存の制度に新たな価値と未来とを付与する領域として前近代・非西洋を活用していくこととなる。本シンポジウムでは、ライシテの成立に揺れる19世紀後半から20世紀前半のフランスに焦点を当てつつ、「プレ-モダンな諸価値が当時示していた射程を、植民地主義文脈を含め推し量ることが目となる。 

 

プログラム Programme

 

 趣旨説明 Informations générales sur le colloque

 

第一セクションSéance 1 (10:10-12:10)

*江島泰子(日本大学) 転換期のディスクール―ライシテとフランスの優位性

 ESHIMA Yasuko (Université Nihon), Discours au tournant de l’Histoire : la laïcité et la supériorité de la France 

*片山幹生(早稲田大学) シャルル・セニョボスと「恋愛の誕生」をめぐる言説 ―実証主義史学における中世の価値付けの一例

 KATAYAMA Mikio (Université Waseda), Discours sur la naissance de l'amour autour de Charles Seignobos : un exemple de la valorisation du Moyen Âge chez les historiens positivistes

*長谷川一年(南山大学) ゴビノーとフィルマン―文明史への二つのアプローチ

 HASEGAWA Kazutoshi (Université Nanzan), Gobineau et Firmin : deux approches de l'histoire de la civilisation

 ディスカッション Débat

 

 休憩 Pause repas

 

第二セクション Séance 2 (14:00-15:30)

*吉澤英樹(南山大学) アンドレ・ドゥメゾンとセリーヌの日常とアフリカ

 YOSHIZAWA Hideki (Université Nanzan), La vie quotidienne des écrivains en Afrique: André Demaison et L-.F. Céline 

*ラファエル・ランバル(アッサン・セック・ジガンショール大学) 交差する視線から浮かび上がる植民地アフリカ ―ジョルジュ・シムノンとジョゼフ・ケッセルのルポルタージュ作品から

 LAMBAL Raphaël (Université Assane Seck de Ziguinchor), L'Afrique coloniale au
regard croisé de deux maîtres du reportage : Georges Simenon (
L'Afrique qu'on dit mystérieuse) et Joseph Kessel (LaPiste fauve)

 ディスカッション Débat

 

 休憩 Pause café

 

第三セクション Séance 3 (15:45-17:45)

*柳沢史明(東京大学) フランス領西アフリカにおける芸術と宗教を介した植民地(主義)的歩み寄り

 YANAGISAWA Fumiaki (Université de Tokyo), Rapprochement colonial(iste) par l'art et la religion en Afrique occidentale française

*ロリック・ゼルビニ(リュミエール・リヨン第二大学) 宣教博物館―アフリカの器物の地位について

 ZERBINI Laurick (Université Lumière-Lyon II), Les musées missionnaires. Du statut de l’objet africain

*砂野幸稔(熊本県立大学) 宣教師と植民地化―モンゴ・ベティの二つの小説から

 SUNANO Yukitoshi (Université préfectorale de Kumamoto), Missionnaire et colonisation, à travers deux romans de Mongo Béti

 ディスカッション Débat

 

 閉会の辞 Clôture du colloque