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25. Apr. 2022
  





2021年度修士論文

        
神林由佳 ヘルマン・ブロッホ『ヴェルギリウスの死』における帰郷

中村祐子 クリスタ・ヴォルフと「病」―『引き裂かれた空』における女性たちの選択

渡邊能寛 遊び小説としての『フェーリクス・クルル』




2020年度修士論文

高畠一棋 フランツ・カフカ『息子たち』の生成過程

宮本寿樹 トーマス・マンの「市民」批評―市民的教養の同定と補完および「普遍的な関与」の導出―




2019年度修士論文

五十嵐遥也 ローベルト・ムージル『合一』における認識論的詩学

伊藤望 ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』における、ヴィルヘルムの修行とフィリーネの関係について

堺祐希 行為するメフィストフェレス-ファウスト本とゲーテの『ファウスト』の比較から-

平野遥海 フリードリヒ・ヘルダーリン 後期讃歌の叙述の底にあるもの

山中慎太郎   ゲーテと植物の詩学




2018年度修士論文

伊藤貴康 フケーにおける〈近代〉について―『ロサウラとその一族』を中心に―

岡野史 ブレヒトとギリシャ古典悲劇―『アンティゴネ―』改作における脱悲劇の試みについて

栗谷拓磨 ペーペルコルンの人物像と時代性―トーマス・マン『魔の山』におけるペーペルコルン挿話の読解と考察―

佐伯佳幸 ヘルマン・ヘッセ『荒野の狼』における「ツァラトゥストラ」的なもの

若山真理子   Musicality and  "Communication" in the Poetic Ritual of Stefan George's Early Works




2017年度修士論文


内海和幸

『子どもと家庭のためのメルヒェン集』――その改訂過程と内容から明らかになるグリム兄弟の編纂の理念――

中原綾

アンナ・ゼーガース„Der Kopflohn“における「あきらめる者」と「揺れる者」の形象


西本真実


「父」に抗して書く フランツ・カフカ『判決』をめぐって

森下勇矢

Erbaulicher Pikarismus. Zum Verhältnis satirischer und frommer Elemente in Grimmelshausens „Simplicissimus Teutsch“



2016年度修士論文


石橋奈智

身体に残された曖昧な領域 ― H.v. ホーフマンスタールの暗闇 ―

小林重文

沈黙と読書 ― トーマス・マンの亡命時代 1933-36

藤田政恒

証言・類推・ヘテロトピア
ゼーバルトの『移民たち』と『アウステルリッツ』をめぐって




2015年度修士論文


木山翔太郎

トーマス・マンにおけるイロニーと感情のアナーキー

菅谷優

「決断」からの脱出――ベンヤミンの一モチーフについて


須藤駿介


毒と短剣――レッシング『ミス・サラ・サンプソン』におけるサラの死について――

深澤一輝

方法としての「拡散」――クラカウアーの映画理論におけるその射程――



2014年度修士論文


正月瑛

フランツ・カフカの「語り」について

高田成平


ドイツ語否定詞の研究


瀧下周平


non clara sed distinctaー指示代名詞jenerの漠然性と明瞭性ー




2013年度修士論文


五島萌

テオドール・フォンターネ『エフィ・ブリースト』における近代化の不安

沼田卓哉


トーニオ・クレーガーの帰郷


平井涼

初期ベンヤミンにおける理論構造の生成と源泉



2012年度修士論文


小俣登糸美

匿名作者ヴェロニカの物語 ~E.T.A.ホフマンの『黄金の壺』

河北千尋


クラウス・マンの『転回点』(プロローグから戦争まで)における父子の関係、死、空想と現実について


清水恒志


E.T.A.ホフマン『牡猫ムルの人生観』の研究 -「猫」の教養小説-


堀弥子


ドイツ語の相関詞に関する考察


八木頼子


イルゼ・アイヒンガー『より大きな希望』における母の不在と語りの形成


脇田淳


ドイツ語の名詞化文体(Nominalisierungsstil)と名詞結合価の実現について





2011年度修士論文


葛西敬之


ギュンター・グラスの物語と想起

小池麻里子


bekommen 受動の文法化


高田梓


Krise と Bildung - クリスティアン・クラハト『ファーザーラント』から見る教養小説の出発点と到着点-




2010年度修士論文


野尻哲朗


ヴァーグナーにおけるドイツ的なもの

藤田教子


フランツ・カフカの『失踪者』における<承認>をめぐる考察



2009年度修士論文


杉山有紀子

シュテファン・ツヴァイク『エレミア』と「敗北主義」の分析-平和を「生きる」預言者-

日名淳裕


Georg Traklの後期作品における歴史性と対称性-散文詩『啓示と没落』と戯曲断片『小作人の小屋で...』草稿の比較分析-


平林大典


アーダルベルト・シュティフターの『晩夏』における「諦念」について


松原文


クリエムヒルトのHortforderung-写本Cの改変を手がかりに-





2008年度修士論文


坂本眞一郎


シュテファン・ツヴァイクの思想と第一次世界大戦


白井智美


ドイツ語前置詞überの意味構造


福田庸平


名前・職業・服装-フランツ・カフカの『城』における権力とアイデンティティの問題-




2007年度修士論文


前田佳一

相続をめぐって ~ インゲボルク・バッハマン『マリナ』

三根靖久


素姓、身体、欲望 ― フランツ・カフカ『審判』における諸構造


梁川和歌子


語の開発としてのドイツ語における前つづり ver-


吉村知子


『ニーベルンゲンの歌』における死について




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