大会テーマ 「臨床現場で生きる / 活かす死生学」会期:2009年12月5日(土)、6日(日) 会場:東京大学本郷キャンパス (メイン会場 安田講堂)
 
  • 第15回日本臨床死生学会大会は盛会のうちに終了いたしました。 ご参加下さったみなさま、ありがとうございました。
 

開催にあたって

 

大会長 清水哲郎
東京大学 大学院人文社会系研究科 上廣死生学講座教授

 

大会長 清水哲郎 この度、日本臨床死生学会の第15回大会を東京大学本郷キャンパスにて開催することとなりました。折りしも、私が所属します東京大学大学院人文社会系研究科は、2002年度発足の21世紀COE「死生学の構築」プロジェクトに引き続き、2007年度からグローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」を展開しております。ことにグローバルCOEにおいては、人文社会系の様々な分野に亘る「死生学」基礎研究を、臨床現場が求めている実践知としての死生学(=臨床死生学)につなげることを目指しております。このような次第で、臨床死生学領域の大会を開催できますことは、グローバルCOEの死生学研究教育拠点形成という活動にとっても、まことに時宜に適ったことと申せましょう。

 そこで、本大会のテーマは「臨床現場で生きる/活かす死生学」といたしました。大会の講演、シンポジウム、一般演題発表を通して、死生学の実践知が現場で生きている様子を顕にし、また、死生学の諸研究を臨床現場によりよく活かすための、今後の研究・教育・臨床活動の方向性を見定めたいという趣旨でございます。

 ことに、自らの実存が脅かされる仕方で人が死生を切実に意識すると思われる喪失体験(死別はもちろん、その他の喪失をすべて含めて考えます)に焦点をあて、喪失をどう理解し、どう寄り添うかということから、喪失の中で前途の選択を迫られる人をサポートしつつ意思決定プロセスをどう辿るかという臨床倫理的課題までを視野に入れ、海外の有力実践・研究者も3名お招きして主要プログラムを設定いたしました。

 グローバルCOEも本大会に協賛し、公開講演および上記海外の実践・研究者によるワークショップを並行開催いたし、大会ご出席の皆様が参加できるよう企画しております。

 この機会に、奮ってご参加・ご発表くださり、死生学が現場に生きている様子をご確認いただき、また、今後さらにどのように死生学の知見を現場の実践に活かして行くかをお考えいただければ幸いです。


大会ロゴ
死と生が浸透しあっているイメージをロゴとしてビジュアル化しました


 
Copyright (C) Japanese Society for Clinical Thanatology All Rights Reserved.