Undergraduate

学部

漢籍目録学入門

教室:赤門721
授業の目標・概要
 中国学を学ぶにあたって、近年続出している出土文物に目を配るほか、漢文で書かれた漢籍史料を利用することは基本である。中国では二千年以上の長い歴史にわたり膨大な書籍が蓄積されてきた。例えば、『四庫全書』は清代の乾隆帝の勅命により国家事業として編纂された大型の叢書であるが、この叢書に漢籍はやく三千四百余種、七万九千余巻が収録されている。なお、『四庫全書総目提要』(二百巻)は『四庫全書』に収録されている膨大な数の漢籍をある原則に基づいて分類して目録を作り、各々の著書に概説を施して編纂された解題目録である。漢籍を分類する原則である目録学は、史料を扱うために必要な知識である。

 本授業は中国学を学ぶ初心者を対象者として、実際に漢籍史料(前述した『四庫全書総目提要』や『漢書・芸文志』・各『読書志』など)を分かりやすく解説しながら、中国学を学んでいく上での基礎的な知識を身に付けることを目的とする。
 
授業のキーワード
中国古典 漢籍 目録学
 
授業の方法
基本的に講義形式で行う。適宜プリントを配布し、その読解と討論も交えながら進める。
 
授業計画
第1回 イントロダクション
第2~3回 漢籍の成立
第4~7回 漢籍目録分類史概説
第8~12回 漢籍目録概説
第13回以降 漢籍目録学に関わる諸資料概説
 
教科書
必要に応じて、資料を配布する。
 

英語で漢文

Class Room : 法文1−114
Course Objectives/Overview
The primary aim of this  course is to introduce students who possess a basic level of understanding of Chinese characters (kanji) how to read and translate classical Chinese texts by approaching them through English syntax. The broader purpose of the course is to use the classical Chinese source texts as a way of uncovering the distinctive characteristics of traditional East Asian thought. Thus, it is very much to be seen as a course in East Asian philosophy 東洋思想 (mainly Confucianism) which bases its content on the reading of classical texts in their original languages. During the first semester we will read passages from the Analects of Confucius 論語, Great Learning 大學, and Doctrine of the Mean 中庸. During the second semester we will read the  and selections from the Mencius 孟子 and Laozi 老子.
 
Keywords
classical Chinese, Confucianism, Great Learning, Analects, Mencius, Doctrine of the Mean
 
Schedule
Week 1: Course explanation
Week 2: The concept of humaneness 仁 (in the Analects 論語)
Week 3: The concept of fairness 義 (in the Analects).
Week 4: The concept of propriety 禮 (in the Analects). 
Week 5: The concept of filial piety 孝 (in the Analects).
Week 6: The concept of study 學 (in the Analects).
Week 7: The Noble Person 君子 (in the Analects).
Week 8: Further readings in the Analects
Week 9: Further readings in the Analects
Week 10: Great Learning
Week 11: Doctrine of the Mean 
Week 12: Mencius 孟子
Week 13: Mencius 孟子
Week 14: Mencius 孟子
 
Teaching Methods
The instructor will work from the blackboard in the traditional manner, supplementing with printed handout sheets containing sentences for study, as well as accompanying materials.

After several weeks of learning the class methods, students will be asked to present selected texts.
 
Method of Evaluation
Students will be evaluated based on the weekly preparation, class participation, and the completion of the student's own annotated translation of the sentences studied in the class. Students are expected to prepare in advance for the text to be read in the upcoming class by looking up all relevant characters and compound words.
 
Required Textbook
The textual materials for the course will be distributed by the instructor as photocopies. Materials will also be available on the instructor's web site (http://www.acmuller.net)
 
Reference Books
A substantial dictionary of classical Chinese is recommended (漢和辞典, 漢英辞典). Students will also be given password access to the instructor's online dictionary of Classical Chinese (http://www.buddhism-dict.net/dealt). Pocket electronic dictionaries may be used in class, but these are usually somewhat deficient in coverage of classical Chinese characters and compound words.
Course-Related Websites
http://www.acmuller.nethttp://www.buddhism-dict.net/dealt
 

中国古典文献学入門

教室:法文1−312
授業の目標・概要
 中国の古代文献を的確に理解するには、古典の読解力、古代文化に関する基本知識の他に、古典文献の形成・流布の状況や伝来の歴史などについても知る必要がある。本講義においては、これらのことを探るための方法などについて述べていきたい。 
授業のキーワード
中国古典文献学、中国書誌学、版本目録学
 
授業の方法
講義方式とするが、随時課題の提出を求める。
 
授業計画
一回目の授業で説明する。
 
教科書
プリントを随時配布する。
 
参考書
最初の授業で説明する予定である。
 
 

近代日中文化交流の研究

教室:赤門721
授業の目標・概要
 近代における日本人の中国旅行記・来日した中国人の日本研究書や両国の文人たちの筆談資料などを通して、明治時代における日中両国の相互認識について考える。黄遵憲『日本国志』などを材料として、その日本認識が、どのように形成されたのかを学生諸君とともに探っていきたい。授業においては、中国学を研究する上で必要とされる基本的な文献の利用方法についても解説を加えていく。
 
授業のキーワード
近代日中文化交流、中国旅行記、筆談資料、日本研究
 
授業の方法
演習形式による。
 
授業計画 
一回目の授業で説明する。
 
教科書 
プリントを随時配布する。
 
参考書 
最初の授業で説明する予定である。
 

老子研究

教室:赤門721
授業の目標・概要
 『老子』を代表的な注釈である河上公注とともに読み、あわせて中国思想文献の扱い方について学ぶ。購読する部分は参加者の関心などを考慮して初回に決める。テキストは『老子道徳経河上公章句』(中華書局)を用いるが、初心者でも扱えるように訓点送り仮名付きの和刻本などを適宜コピーして配布する。
 
授業のキーワード 
老子、道教、道家、中国思想、中国哲学
 
授業の方法 
参加者には原文テキストの一定部分を割り当てて訳注プリントを作ってもらい、授業の場でそれを検討する。
 

中国思想文献の研究
―王守仁(陽明)の文献を中心に

教室:法文1−112
授業の目標・概要
 思想史の研究は、基本的に哲学概念がいかにして成立し、そしてそれが如何に変遷していったかを扱う。しかし、哲学概念とは、常にテキストを媒介としてのみ伝播していくものなのである。テキストの伝播を抜きにして、哲学史を語ることができるだろうか。  本講義においては、そのような思想文献のテキストとしての成立、伝播、そして変容の実例として、王守仁(王陽明)の語録と詩文集の明清における諸相を取り上げることとしたい。
 
授業のキーワード
思想文献 テキスト 王守仁
 
授業の方法
講義方式とするが、随時課題の提出を求める。
 
授業計画
1,ガイダンス
2,言葉からテキストへ:王守仁の言葉は如何に記録されてきたのか
3,『伝習録』の成立と流布(その一)
4,『伝習録』の成立と流布(その二)
5,『伝習録』の成立と流布(その三)
6,『王文成公全書』成立以前の王守仁の詩文集(その一)
7,『王文成公全書』成立以前の王守仁の詩文集(その二)
8, 『王文成公全書』の成立と出版
9, 『王文成公全書』出版以降の詩文集について
10,『大学古本傍釈』について
11『朱子晩年定論』について(その一)
12,『朱子晩年定論』について(その二)
13, 王守仁文献研究の回顧と展望
 
教科書
プリントを随時配布する。
 
参考書
永富青地『王守仁著作の文献学的研究』
 

英語で漢文

Class Room : 法文1−114
Course Objectives/Overview
This is the second semester of this course, and we will pick up following our study of basic classical Chinese thought and writing from the first semester. In the first semester, studied basic classical Chinese grammar and thought through the writings of Confucius and Mencius. During the second semester we will focus on a more difficult text--possibly the Daodejing or Zhuangzi--based on the background and interest of the students who register.
 
Keywords
classical Chinese, Confucianism, Great Learning, Analects, Mencius, Doctrine of the Mean
 
Schedule
Week 1: Course explanation
Week 2-14: Reading of subject texts.
 
Teaching Methods
The instructor will work from the blackboard in the traditional manner, supplementing with printed handout sheets containing sentences for study, as well as accompanying materials.

After several weeks of learning the class methods, students will be asked to present selected texts.
 
Required Textbook
The textual materials for the course will be distributed by the instructor as photocopies. Materials will also be available on the instructor's web site (http://www.acmuller.net)
 
Reference Books
A substantial dictionary of classical Chinese is recommended (漢和辞典, 漢英辞典). Students will also be given password access to the instructor's online dictionary of Classical Chinese (http://www.buddhism-dict.net/dealt). Pocket electronic dictionaries may be used in class, but these are usually somewhat deficient in coverage of classical Chinese characters and compound words.
Course-Related Websites
http://www.acmuller.nethttp://www.buddhism-dict.net/dealt
 

中国古典文献学概説

教室:法文1−312
授業の目標・概要
 中国の古代文献を的確に理解するには、古典の読解力、古代文化に関する基本知識の他に、古典文献の形成・流布の状況や伝来の歴史などについても知る必要がある。本講義においては、これらのことを探るための方法などについて述べていきたい。 
授業のキーワード
中国古典文献学、中国書誌学、版本目録学
 
授業の方法
講義及び演習形式による。
 
授業計画
一回目の授業で説明する。
 
教科書
プリントを随時配布する。
 
参考書
最初の授業で説明する予定である。
 

宋元明清時代の道教

教室:法文1−214
授業の目標・概要
 中国史では「唐宋変革」ということがよく言われるが、この唐から宋への移行にともない道教も大きく変貌を遂げる。そしてこの変貌後の新しい道教が、明清そして現代へと継承される。この宋代以降の道教の歴史と思想について、最新の知見を交えつつ通史的に講義する。
 
授業のキーワード
道教、道家、中国思想、中国哲学
 
授業計画
1.ガイダンス/北宋までの道教
2.近代成立の道教:太一教、大道教、全真教
3.元代の全真教
4.宋元時代の江南道教
5.宋金元王朝の道教制度
6.明清王朝と道教との関係
7.明清王朝の道教制度
8.明清時代の正一教系諸派
9.明清時代の全真教系諸派
10.明清道教の広がり:内丹、扶鸞、会道門
11.民国時代の道教
12.まとめ
 
授業の方法
適宜プリントを配布しつつ講義する。
 
教科書・参考書
授業中に適宜紹介する。
 

近代日中文化交渉文献講読

教室:赤門721
授業の目標・概要
 近代における日本人の中国旅行記・来日した中国人の日本研究書や両国の文人たちの筆談資料などを通して、明治時代における日中両国の相互認識について考える。黄遵憲『日本国志』などを材料として、その日本認識が、どのように形成されたのかを学生諸君とともに探っていきたい。授業においては、中国学を研究する上で必要とされる基本的な文献の利用方法についても解説を加えていく。
 
授業のキーワード
近代日中文化交流、中国旅行記、筆談資料、日本研究
 
授業の方法
講義と演習形式による。
 
授業計画 
一回目の授業で説明する。
 
教科書
プリントを随時配布する。
 
参考書
最初の授業で説明する予定である。
 

近世日本儒学への視角
―世俗化・官僚制化・国際化―

教室:赤門721
授業の目標・概要
江戸時代の日本における儒教の展開は、中国や朝鮮におけるそれと大きく異なるものとなった。この講義では、それを3つの視角から再考したい。すなわち、既存の仏教からの解放による近世日本思想の「早熟な世俗化」の問題、商業の発達と武家政府の「官僚制化」の問題、そして幕末の開国以前に西洋の知識を中国経由で導入したことによる思考の「国際化」の問題、の3つである。これによって、近世日本思想に特有な文脈の中で儒学がいかなる意味をもったかを理解するとともに、儒教が本来もつ様々な可能性を比較の中で考えたい。
 
授業の方法
講義による。
 

両漢魏晋南北朝礼学史

教室:法文1−317
授業の目標・概要
 両漢魏晋南北朝時代は、儒教の礼学に基づいて現実の制度が整備され、後世の制度の基盤が形成された時代である。この授業では、両漢魏晋南北朝時代における礼学の歴史をたどりつつ、中国前近代の制度を理解する上で必要となる礼学上の重要語句や、礼学文献の読解方法を習得するとともに、現在も見解の分かれる「儒教の国教化」の問題や、経学上の主要な論点の一つである鄭玄説と王粛説との対立の背景について、具体的事例に即して理解を深めることを目標とする。授業内容は、特定の時代・人物の礼学全体の特質を考察する部分と、個別の儀礼ごとにその特性を踏まえて変遷過程を考察する部分に分かれる。
 
授業のキーワード
儒教、漢、魏晋、南北朝、経学、礼学、礼制、三礼、儒教の国教化、郊祀、宗廟、明堂、王莽、緯書、鄭玄、六天説、魏の明帝、王粛、『孔子家語』、六宗、社稷、喪服、義疏学
 
授業計画
1:今文・古文と三礼
2:「儒教の国教化」と王莽
3:前漢時代の礼学①(郊祀)
4:前漢時代の礼学②(宗廟)
5:前漢時代の礼学③(明堂)
6:鄭玄
7:王粛と魏の明帝
8:後漢・魏晋南北朝時代の礼学①(郊祀)
9:後漢・魏晋南北朝時代の礼学②(明堂・六宗)
10:後漢・魏晋南北朝時代の礼学③(社稷)
11:後漢・魏晋南北朝時代の礼学④(宗廟)
12:後漢・魏晋南北朝時代の礼学⑤(喪服)
13:後漢・魏晋南北朝時代の礼学⑥(その他の儀礼)
14:魏晋時代の新解釈の特質
15:南北朝時代の礼学の特質
 
授業の方法
講義形式を中心とするが、随時、教員より課題の提出・発表が指示される。
 
教科書
指定せず、プリントを配布する。
 
参考書
間嶋潤一『鄭玄と『周礼』』(明治書院、2010年)
小島毅『東アジアの儒教と礼』(山川出版社、2004年)
藤川正数『漢代における礼学の研究 増訂版』(風間書房、1985年)
加賀栄治『中国古典解釈史 魏晋篇』(勁草書房、1964年)
藤川正数『魏晋時代における喪服礼の研究』(敬文社、1960年)
その他は授業中に提示する。
 

荘子研究

教室:赤門721
授業の目標・概要
 『荘子』を代表的な注釈である郭象注・成玄英疏とともに読み、あわせて中国思想文献の扱い方について学ぶ。テキストは『南華真経注疏』(中華書局)を用いるが、初心者でも扱えるように訓点送り仮名付きの和刻本などを適宜コピーして配布する。今回は、禅仏教への影響が大きいとされる庚桑楚篇を読む予定。
 
授業のキーワード
荘子、道教、道家、禅、中国思想、中国哲学
 
授業の方法
参加者には原文テキストの一定部分を割り当てて訳注プリントを作ってもらい、授業の場でそれを検討する。
 
成績評価方法
授業参加(発表・発言など)・授業出席率
 
 

Graduate

大学院

同上
 

宋学研究

教室:赤門721
授業の目標・概要
 漢文によって書かれた思想文献を読み解く学力を養い、研究に活用する手法を修得することを目標とする。今年度は龔原の『周易新講義』から、繋辞伝や乾卦・坤卦などを講読してみる。龔原は王安石直系の学者で、彼の易注は12世紀末から13世紀初期にかけて正統的解釈の地位にあった。同時代の程頤や蘇軾による易伝の内容と比較しながら王安石新学の特徴を学んでいく。
 
授業のキーワード
王安石 易 儒教 宋
 
授業の方法
演習形式。原文を現代日本語に翻訳し、重要な語句・事項についての補足説明をおこないながら、原文の文意と意義を解読していく。輪番担当者による報告を中心に全員で議論していく。
 
教科書
授業でプリントを配布する。 
佚存叢書本(文化年間刊)を底本とし、その原版となった南宋刊本(内閣文庫蔵)で校訂しながら読んでいく。
他に宛委別蔵・粤雅堂叢書にこれを翻刻したものが収められている。
 
参考書
授業中に指示する。
 

『書林清話』購読

教室:赤門721
授業の目標・概要
 葉徳輝『書林清話』は近代における中国書誌学に関するさまざまな研究書のなかの比較的早い時期の概説書であり、それ以降の中国文献学研究に大きな影響を与えている。本講義は『書林清話』のテキストを精読することによって、中国書誌学に関する基本的な知識を勉強し、さらに近代における中国古典書誌学の研究史についても理解していただきたい。
 
授業のキーワード
『書林清話』、葉徳輝、版本目録学
 
授業計画
最初の授業で説明する予定である。
 
授業の方法
演習を中心とする。参加者に順次担当してもらう。
 
教科書・参考書
最初の授業で説明する予定である。
 

中国儒道仏三教交渉史研究

通年 水曜4限 赤門721
授業の目標・概要
 儒教・仏教・道教の三教の関係について議論するテキストを選んで講読する。中国の伝統的な三教論は、各々のどのような点を取り上げ、どのように論じながらその異同や優劣を判断するかを確認してもらいたい。同時に、中国の古典文献を精確に読む技術を身につけ、また三教それぞれの思想教説の基本も習得する。
 今年度は、明代の禅僧である空谷景隆が、儒教の批判も交えつつ道教を批判する『尚理編』を扱う予定。
 
授業のキーワード
中国思想、道教、仏教、儒教、三教交渉
 
授業の方法
参加者がそれぞれテキストの一定部分を担当して訳注プリントを作り、授業の際に順番に提出して全員で検討する。
 

日記から見る日中戦争

教室:駒場8−317
授業の目標・概要
 満州事変から日中戦争の時期,日本との交渉の場に身を置いたり,対日協力政権に関わったりした中国の政治家や知識人の日記をいくつか選び,その一部を精読するとともに,日記の性格や価値について考える。報告者はあらかじめ,日記の来歴・概要や時代背景,周辺事情などについて調べ,討論の素材を提供する。授業では日記を読みながら,報告者の問題提起を受けて,日記の作品・史料としての位置づけについて討論したい。
 
授業のキーワード
中国、日記、満州事変、日中戦争、黄郛、張耀曾、周作人、王世杰、周仏海
 
授業計画
第1回 ガイダンス,報告者決定。
第2回 沈亦雲『亦雲回憶』(その1)
第3回 沈亦雲『亦雲回憶』(その2)
第4回 張耀曾「求不得斎日記」(その1)
第5回 張耀曾「求不得斎日記」(その2)
第6回 『周作人日記』(その1)
第7回 『周作人日記』(その2)
第8回 『王世杰日記』(その1)
第9回 『王世杰日記』(その2)
第10回 『周仏海日記』(その1)
第11回 『周仏海日記』(その2)
第12回 特別講義
第13回 総括
 
授業の方法
報告,文献講読,討論を主とする。
 

「東アジア思想史」の理論と方法

教室:駒場8−320
授業の目標・概要
受講生各自の研究をもとに主に中国と日本の近代思想史に関わる理論と方法について考える。
 
授業のキーワード
東アジア、中国、日本、近代、思想史
 
授業計画
受講生と相談しながら決める。
 
授業の方法
毎回一人もしくは二人の担当者が自身の研究について報告を行い、それにもとづいたディスカッションを行う。
同時に、受講者各自の研究に最も相関性の高い研究書をそれぞれ一冊選び、講読する。
 
教科書・参考書
授業中に適宜指示する。
 
履修上の注意
授業の公用言語は原則として日本語だが、必要に応じて中国語もしくは英語の使用を妨げない。
 

同上
 

同上
 

新しい中国哲学研究の文献学的検討

教室:駒場8−320
授業の目標・概要
Michael Puettの中国哲学論がアメリカで反響を呼んでいる。この授業では、その代表作『The Path』を対象として、そこで言及されている『論語』、『孟子』、『老子』、『荘子』、『荀子』などのテクスト及びそれらに関する古典的解釈を比較参照しながら、何が問題とされ、何が新しいのかをさぐる。
 
授業のキーワード
マイケル・ピュエット、中国哲学、経学、儒学、諸子学
 
授業計画
受講生と相談しながら決める。
 
授業の方法
毎回の授業では,担当者が担当部分で言及されている経学・諸子学テクストの原典及びそれらに対する代表的解釈を調べてくる。
その上で、引用箇所についてこれまでどのような議論がなされ、ピュエットの観点がそれらに対してどのように応答しているのか、またはどのような新しい観点を提供しているのかを議論する。
 
教科書・参考書
授業中に指示する。
 
履修上の注意
教科書には日本語訳もあるので、英語に慣れていなくても履修に問題はないが、中国語(古典中国語)を読むことが求められるので、中国語をある程度解するのが望ましい。
 

同上
 

同上
 

中国哲学史講義

教室:東洋文化研究所505号室
授業の目標・概要
中国哲学史という近代的概念を検討した後に、いくつかの中国哲学史の著作を参考にしながら、今日における中国哲学史の可能性を探る。
 
授業のキーワード
中国、哲学、中国哲学史、近代
 
授業計画
基本的には講義を行う。
1 イントロダクション
2 配置の学
3 政治哲学
4 帝国の哲学
5 無の哲学
6 仏教と中国
7 文
8 仏教批判
9 朱子学
10 陽明学
11 キリスト教徒の対決
12 ディスカッション
13 おわりに
 
授業の方法
講義が主となるが、ディスカッションを多めに行うので、積極的に参加してほしい。
 
参考書
アンヌ・チャン『中国思想史』(知泉書館)