「中国語圏映画研究」
担当教員  三澤真美恵 学期:冬 金・3 法文1号館312
 中国語圏映画に関する先行研究を読み、方法論について検討する。
 中国大陸、香港、台湾など中国語圏各地の映画に関する先行研究を読むことで、中国語圏映画研究における問題設定のあり方、それぞれの方法論の可能性と限界について検討する。必要に応じて映像資料も利用する。どのような先行研究を取り上げるかについては、さしあたって、Sheldon Hsiao-peng Lu Eds., Transnational Chinese Cinemas: Identity, Nationhood, Gender (Honolulu: University Hawai’i Press, 1997), 鄭樹森編 ≪文化批評與華語電影≫(麥田出版,1995年)等を考えているが、受講者の関心を踏まえて、開講時に指示する。 ゼミ形式。毎回、担当者を決めて報告してもらい、取り上げた研究の問題設定や方法論を検討し、全員で議論する。必要に応じて映像資料を利用し、議論の材料とする。報告にあたっていない受講者も、前もって文献を読んでくる必要がある。原則として、日本語を母語とする受講者は中国語か英語の文献を、それ以外の受講者は日本語の文献を担当することとする。




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