『いまを生きる人類学−グローバル化の逆説とイスラーム世界』
(中央公論新社、2002年2月)
第一部 民族学者のまなざし 第1章 人類学のあらたな地平 12第2章 ムスリム社会の「女性解放」 27第3章 噂の中のルクソール 41第4章 イスラーム世界と「世俗化」 56第5章 フィールドの「年齢」 70第6章 「文明」についての覚え書き 85第7章 反FGM運動と権力関係 100第8章 「制度」としての人類学者 115第9章 スワヒリ・コーストとネットワーク 129第10章 「現在」の人類学 144第二部 現代世界と人類学の転換 第1章 近代における「伝統」 162第2章 フィールドワークと民族誌の現在 193第3章 価値の普遍性と個別性 214第4章 女子割礼および/または女性性器切除(FGM) 241第5章 文明化と「価値の開発」 275グローバル化のパラドックス−「あとがき」に代えて 298