総括班からの報告とお願い 1 研究プロジェクト・メンバーの現況
研究分担者:80名
研究協力者:52名(内 外国人1名)
登録者:39名(内 外国人5名)2 国際交流担当から
- 海外調査をされた方は、帰国後その詳しい報告を和文・英文で書いて提出することになっています。原稿はできるだけ早く総括班事務局にお送り下さい。ただちに、ホームページに掲載します。
- 今回のプロジェクトは日本だけではなく、海外にも広く開かれたものです。研究会の案内や報告は、日本語で書かれる場合でも、つねに英語に翻訳されることを念頭に置いてお書き下さい。とりわけ、人名や機関名などの固有名詞には必ずローマ字表記をお願いします。
- 研究協力者のネットワークを海外に拡大していくために、現在コンタクトを取るべき研究者や研究機関の調査を進めています。添付のニューズレター送付先リストにかんするアンケート調査へのご協力をお願いします。
3 情報システム担当から
- 研究分担者のEメール普及率:現在80名中68名
- ホームページの一層の御活用をお願いします。 ホームページを幅広く利用することにより、現在のEメールによる通信量を削減し、手間を省くことができます。とりわけ、研究者の往来や講演会などの情報について「国際交流情報」のコラムへの書き込みをご利用ください。
- ホームページには研究会報告を必ずのせることになっています。研究会終了後は、できるだけ早く報告をお寄せ下さい。すでにいくつもの研究会が開催されましたが、その報告が寄せられた例はごくわずかです。
4 広報・出版担当から
- 「イスラーム地域研究叢書」について
すでにご承知のとおり、本プロジェクトではその成果の一つとして「イスラーム地域研究叢書」の刊行を予定しています。その刊行には、文部省の刊行助成をとりつけることになりますが、それにはかなり早くから準備を進める必要があります。まずは、叢書全体の見取り図を作るために、今年度末までに各研究グループでどのような研究書(論文集)の編集が可能か、そのプランを作成し、総括班までお知らせ下さい。
年間スケジュール (以下はこれまでの例に基づく毎年の年間スケジュールのモデルです。今後の変更の可能性もあります。)
1月 下旬に文部省から研究計画書の書類交付
◎各研究班へ研究計画書類送付・計画書作成2月 上旬に研究計画書をとりまとめて東大事務部経由で文部省に提出(2月7日)ヒアリング資料作成・文部省に提出(総括班)
◎下旬までに各研究班の実績(研究実績と収支決算)報告書の作成ととりまとめ(この報告書の提出は3月末となる可能性もあり)3月 月初めに実績報告書を東大事務部経由で文部省に提出。次年度研究費にかんするヒアリング(研究代表者、3月14日)
◎下旬までに班ごとに「○○○○年度研究報告書」の原稿を作成4月 下旬に内定通知(以後立て替えにより予算の使用可能)
◎各班ごとに科研費交付申請書の資料作成5月 初旬に科研費交付申請書をとりまとめて文部省へ提出
6月 下旬に科研費補助金の交付
7月 中旬に新プロ枠の日本学術振興会特別研究員申請書類を文部省に提出
8月
9月
10月 1999年には国際シンポジウムを予定(京都国際会館10月8〜10日)
11月 2001年には国際シンポジウムを予定(東京大学、11月上旬)
12月 国際シンポジウム開催経費の申請書類提出(次年度開催分について)
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・以上の年間スケジュールから考えると、毎年開催予定の全体集会はいつが適当か。
・文部省による研究評価の実施予定
1)3年度目の早い時期に実地調査
2)4年度目に研究代表者らへのヒアリング
3)5年度目に成果発表会
新プロ枠の日本学術振興会特別研究員について
- 特別研究員は、原則としてPDのすぐれた若手研究者で、本プロジェクトの推進に不可欠の人材。毎年1〜2名を採用、採用期間は3年。
- 外国人特別研究員は、研究開始時点でPhD取得後6年未満の若手研究者。毎年1名を採用、採用期間は1年
(1)1997年度の特別研究員
- 大石高志「現代南アジアを事例としたイスラーム復興政治運動の史的研究」
受入指導者:東大大学院総合文化研究科教授 長崎 暢子- 赤嶺 淳「フィリピン、スル海域におけるサマ社会の研究−言語を中心として」
受入指導者:民博地域研究企画交流センター教授 松原 正毅- Kim Jeong 「哲学者としてのアル・ジャーヒズ」
受入指導者:東大大学院人文社会系研究科教授 佐藤 次高(2)1998年度の特別研究員
- 磯貝 健一 「16世紀の中央アジアにおける法学説と歴史的現実の相互関係についての研究」
受入指導者:京大大学院文学研究科教授 間野 英二- Stephane A. Dudoignon " History and Sociology of the modernization movements in Central Asian Islam, from the late 18th to the early 20th century"
受入指導者:東大大学院人文社会系研究科教授 小松 久男(3)特別研究員の選定
毎年5月に締め切られる一般の応募者と重ならないように配慮しながら、研究分担者によって推薦された候補者の中から、総括班が選定する。
(4)今後の戦略
本プロジェクトとの関連性が強く、研究協力者として活動してもらえる人物であれば、一般の特別研究員としての応募のさいに、新プロとの関連性を明記することにより採用の可能性が大きくなる。この「準推薦」方式は、数の限られた定員枠の拡大に役立つ。この「準推薦」方式については、当面各研究グループから1名とし、推薦された候補者と採否の結果を総括班に報告してもらう。