イスラーム地域研究研究班2グループCでは、上智大学アジア文化研究所との共催により、同研究所が招聘したムハンマド5世大学(モロッコ)教授Abdelahad SEBTI氏と、東京大学東洋文化研究所助手の森本一夫氏にお願いして、私たちの研究テーマとシャリーフィズムの関わりについて考える下記の研究会を催すこととしました。

 日時:2001年1月31日(水)13:00-17:30
 会場:京都外国語大学(京都市右京区 西院 笠目町6 阪急線西院下車)
*会場の詳細については改めてお知らせ申し上げます。

 研究発表:
 1.Abdelahad SEBTI(ムハンマド5世大学)
"Sarifism and the Sufi-saints in the History of Morocco"
 2.森本一夫(東京大学東洋文化研究所)
"Toward a New Phase of Sayyido-Sharifology"

 コメンテータ
 1.Muhammad Sabri(日本学術振興会外国人特別研究員、ヘルワーン大学)
 2.私市正年(上智大学)

 使用言語:英語(通訳なし)

SEBTI氏からは、常々注目されてきたモロッコにおけるシャリーフィズム、スーフィズム、聖者信仰の複合について、歴史学の視点からお話をお聞きし、森本氏からは、サイイド=シャリーフ研究の最新動向と未来について、よりグローバルな視点からの発表がなされる予定です。I-MLIST 1079でお伝えした東京での研究会と併せ、多くの皆様の参加をお待ちいたします。

SEBTI氏の紹介については上記I-MLIST 1079をご参照ください。

研究会終了後、懇親会を予定しております。

ご参加を希望の方は、赤堀までご連絡ください。また、事前に発表のペーパをご要望の方はその際にお申し付けください。できるだけ早めにお送りするようにいたします。

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赤堀雅幸(上智大学アジア文化研究所助教授)
m-akahor@hoffman.cc.sophia.ac.jp(official)