聖者信仰・スーフィズム・タリーカをめぐる研究会 第1回研究会 

今年度第1回の研究会を下記の要領にて開催いたします。期日が迫ってきてお
りますが、皆様の積極的な参加をお待ちしております。

今回はたまたまですが、分担者2名の発表となりました。東長は先頃のオクス
フォードでの研究の成果の一端を、赤堀は鷹木恵子氏(桜美林大学)の近著の
書評発表を行います。前者は思想史上のイブン・アラビーの影響を学派として
とらえることの問題を再検討し、後者は中東に関するまとまった民族誌として
は久しぶりに出版された著作を、近年盛り上がりつつある聖者信仰の問題の枠
組みの中で論じます。

 日時:2000年5月27日(土)13:30-17:30
 場所:上智大学9号館357演習室
     東京都千代田区紀尾井町7-1
     (JR中央線もしくは営団地下鉄丸の内線・南北線四谷駅下車徒歩5
分)

 発表:

 1.東長靖(京都大学)
     「イブン・アラビー学派研究序説」(仮)
 2.赤堀雅幸(上智大学)
     「書評:鷹木恵子『北アフリカのイスラ−ム聖者信仰』」(仮)

なお、この研究会に参加される方は、可能な限り事前に鷹木恵子『北アフリカ
のイスラ−ム聖者信仰−チュニジア・セダダ村の歴史民族誌』東京:刀水書房、
2000年にお目通しください。

レジュメ用意のために、参加予定の方々は事前にご連絡いただけると幸いに存
じます。

2班の分担者・協力者はこの研究会の前に、今年度の活動に関する検討会議が
入っております。同じ上智大学内ですが、部屋が異なりますのでご注意くださ
い。

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赤堀雅幸(上智大学アジア文化研究所助教授)
m-akahor@hoffman.cc.sophia.ac.jp(official)
akahori@attglobal.net(private)