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研究会「インドネシアのイスラーム『「改革派』再考」のお知らせ
イスラーム地域研究プロジェクト第2班aグループでは、東南アジア史学会
中部地区例会との共催で、以下の通り研究会を行います。
日時: 2000年9月9日(土) 13:00−18:00
場所: 南山大学L棟910号室 (名古屋市昭和区山里町18)
JR名古屋駅から地下鉄東山線で「本山」下車、市営バス八事11系統「島田住宅」行、または、「平針住宅」行に乗り、「山手通二丁目」で下車、徒歩5分
<第1部>
歴史のなかの「改革派」―デリアル・ヌールのムハマディヤー研究―
報告者: 大形里美(九州国際大学)
テキスト: Deliar Noer. The Modernist Muslim Movement in
Indonesia,
1900-1942. Kuala Lumpur: Oxford University, 1973.
討論者: 利光正文(別府大学)
<第2部>
インドネシアにおけるイスラーム改革運動と女子教育―現状を中心に―
報告者: 服部美奈(岐阜聖徳学園大学)
アブドゥルラフマン・ワヒドの大統領就任をきっかけとして、最近、ナフダトゥル・ウラマー(NU)に代表される「伝統派」イスラーム勢力の政治的動向に注目が集まっています。しかし、インドネシアの政治・社会変化におけるイスラームの役割を理解するには、NU以外のイスラーム勢力も視野に入れ、歴史的視点を持ち、教育など非政治面の活動にも注意を払う必要があります。
そこで、この研究会では、インドネシアのイスラーム「改革派」をとりあげます。第1部では、
ムハマディヤーを中心とするイスラーム改革運動に関するに基本文献、デリアル・ヌールの著作を取りあげ、合評会を行います。
参加者はテキストを読んでくることを原則とします。テキストを入手不可能な場合には、下記にご相談ください。
大学院生や学部学生をはじめとして、どなたでも参加できますので、多数の方々のご参加をお待ちしています。中東など、東南アジア以外を専門とする方の参加も歓迎します。参加予定の方は、下記までご連絡ください。
連絡先:〒211-8554 千代田区紀尾井町7-1
上智大学アジア文化研究所
川島緑(電話)03-3238-3697 (FAX)03-3238-3690
E-mail:midori-k@sophia.ac.jp