（報告者：宮治一雄） 「イスラーム地域研究」第2班aグループの研究計画の一環として、「開発と社会運動」についてのグループ研究を組織する準備をしていましたが、7月30日に第1回相談会を開き、つぎのようなことを決めました。

1. マグレブ諸国の「国家と社会」、「開発」、「社会運動」等をめぐる文献（著書・文・資料等）目録の刊行をめざして、作業グループを組織する。
2. 「社会運動」とは、労働運動、学生運動、イスラム運動、女性運動、人権運動などであり、近現代を中心にしながら研究者の関心に応じて歴史的背景をも対象に含める。
3. 第2班の研究分担者・協力者のほか、ひろくマグレブに関心をもつ研究者に呼びかけ、研究会開催の案内等を第2班ホームページに掲載するほかＥメールで発送する。
4. 第1回の研究会は、下記のとおり開催する予定。それ以降、2カ月に一回程度の頻度で開催をめざす。場合によって2班の会合、グループの会合などの形式をとることもある。
5. 日時：10月17日（金）、午後5時〜7時
   場所：総括班小会議室（文学部アネックス）
   議題：宮治一雄「マグレブ3国の社会開発とNGO」現地調査報告
6. 文献目録作成作業（主要文献の解題つき）は、98年度末までに終了することを目標とし、それ以降は別の作業に取りかかれるよう準備する。