文化経営学 助教
藏田 愛子 KURATA Aiko
明治時代の東京大学や博物館に雇用された画工の研究を進めています。画工が学術利用を目的とした図をどう描こうとしたのか、画工によって描出された図が植物学、動物学、人類学の学問分野でどのように使用されてきたのかに関心を寄せてきました。とくに近年は植物分類学や博物館学の専門家と連携しながら、東京大学理学部植物学教室や小石川植物園でつくられた植物画の調査研究を進め、植物画の展示や活用のあり方を検討しています。
- 『画工の近代 ー 植物・動物・考古を描く』(単著、東京大学出版会、2024年1月)
- 『蘭花百姿ー東京大学植物画コレクションより』(共著、東京大学総合研究博物館編、誠文堂新光社、2022年5月)
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