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文化資源学フォーラム
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第18回文化資源学フォーラム「コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄」

2019年2月17日(日)13:30〜17:00(13:00開場、受付開始)
  • 会場:東京大学本郷キャンパス法文2号館1番大教室(→会場地図 →東京大学アクセスマップ
  • ご登壇者:
    杉本裕史(北栄町生涯学習課課長) 
  • 成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員) 

    松田陽(東京大学大学院人文社会系研究科准教授) <敬称略・五十音順>   

  • 主催:東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室 
  • 後援:文化資源学会 公益財団法人日本博物館協会 全国美術館会議
  • 企画・運営:「文化資源学フォーラムの企画と実践」ゼミ履修生
  • 定員:200名 (要申し込み / 先着順、入場無料)
    本フォーラムですが、予想を上回るお申し込みを承りました。
    定員に達したため、募集を締め切らせて頂きます。
    ご参加を検討されていた方は誠に申し訳ございません。
    なお、フォーラム終了後に報告書を本ホームページにて公開予定です。そちらをご参照されますようよろしくお願い致します。
  • Facebookページ:https://fb.me/bunkashigen2018


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【開催趣旨】

2018年 8月、鳥取県北栄町の北栄みらい伝承館(北条歴史民俗資料館)では、収蔵品の民具 562 点の処分または希望者への譲渡を前提に「お別れ展示」を開催し、473点を譲渡した。収蔵庫がいっぱいで、新たに収集できなくなっていたというのがその理由だった。現在、同様の「収蔵庫問題」は歴史・民俗系だけでなく美術・自然系博物館も含めた博物館共通の課題である。
「収蔵庫問題」に限らず、2018年は作品の廃棄やコレクションの譲渡・売却にまつわるニュースが各方面で物議を醸した年だった。東京大学中央食堂に展示されていた宇佐美圭司の絵画《きずな》の廃棄や「リーディング・ミュージアム」構想の報道などを契機に、博物館におけるコレクションの意義や公共性に関する議論は今もなお続いている。
 そこで、本フォーラムでは「コレクションを手放す」をテーマに、こうした譲渡・売却・廃棄を巡る問題を考察し、これからのコレクションのあり方を問う。


【プログラム】

13:30  開会挨拶

13:35  学生による趣旨説明 

13:45  「お別れ展示」による収蔵品の譲渡について 
      杉本裕史(北栄町生涯学習課課長)

14:25     作品の公共性とアクセシビリティ
      成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)

15:05     休憩

15:20  学生報告「譲渡・売却・廃棄を巡る問題の考察」

15:40  パネルディスカッション
     杉本裕史、成相肇、松田陽

16:40  質疑応答

16:55  閉会挨拶

17:00     終了


【登壇者プロフィール】

杉本裕史(すぎもと ひろふみ)
2013年 4月より鳥取県北栄町生涯学習課課長および北栄みらい伝承館(北条歴史民俗資料館)館長(現職)。文化財資料の再整理・再保存という北栄町の長年の懸案事項に取り組み、2017年度からは担当課長として民俗資料の「お別れ展示」の運営に深く関与。

成相肇(なりあい はじめ)
東京ステーションギャラリー学芸員。2005年より府中市美術館学芸員、2012年から現職。
戦後日本のアヴァンギャルド芸術を中心に、ファインアートとその周縁に流動する視覚文化を調査研究。主な企画展に「石子順造的世界 ― 美術発・マンガ経由・キッチュ行」(2011-12年)、「パロディ、二重の声 日本の1970年代前後左右」(2017年)など。2018年8月にタケニナガワで開催された、美術作品の公共性とアクセシビリティをテーマにした展覧会「Optional Art Activity: 404」を企画。

松田陽(まつだ あきら)
東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻准教授。専門は文化遺産研究。

【お問い合わせ】
第18回文化資源学フォーラム事務局
東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室内
Email:shigen2018@gmail.com


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