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文化資源学研究専攻は、社会に出て働いた経験を持つ方や、出産・育児により離退職した方など、様々なキャリアを持つ方々が再び学び直す機会を提供し、積極的に支援しています。

社会人としてのキャ リアアップや再就職を考えている方、出産を機に離職された方、未就業ではあるが就業を希望する方など、離職前に獲得した能力や培ってこられた興味や関心、知識や経験を活かして、次のステップに進もうとされている方は少なくありません。中でも、「文化資源」に関心のある社会人の皆さまに、私たちの研究専攻の特徴をお伝えしましょう。

文化資源学は、2000年春に生まれたばかりの新しい研究専攻です。「文化資源学 Cultural Resources Studies」は、文化の根源に立ち返って見直そうとする姿勢から生まれました。多様な観点から新たな情報を取り出し、社会に還元する方法を研究しようとするものです。根源の対極に現実があり、具体的には、博物館、美術館、図書館、資料館、史料館、文書館、劇場、音楽ホール、文化政策、文化行政、文化財保護行政などの過去・現在・未来を考えることも、ここでの重要な課題です。

私たちの文化資源学研究専攻は、社会人に対して大きく門戸を開いています。募集人員の半数が社会人ですから、結果として、国籍・年齢・職業・キャリアなどが多種多様な構成員による研究室が実現しています。社会人学生には図書館や美術館や劇場などの文化施設を職場としている者が在籍しており、それらは単なる学生の所属先にとどまらず、研究室を含めた相互の関係がインターネットのように築かれつつあります。高校から学生を受け入れ、社会へ送り出すという大学のこれまでの常識的な役割が、ここではまったく通用しません。社会人が大学に逆流し(リカレント教育)、反対に、学生が在学中から社会の現場に出る(インターンシップ)という仕組みを積極的に構築していきます。

私たちと一緒に「文化資源」について学び直してみませんか。お待ちしております。

東京大学大学院人文社会系研究科 文化資源学研究室|All rights are reserved. (c)2000-2008.