現在わたしたちの周りにある地図はその技術、使い方、楽しみ方など急速な変化を見せています。
本年度の文化資源学フォーラムでは『地図×社会×未来』と題して、社会のニーズや人々の欲求の変化と、それに伴う地図と社会の関わり方の変化、そして地図そのものが社会を変えるということに着目し、地図の未来・未来の地図について考えてみたいと思います。
みなさんも本フォーラムを通して、「わたしたちの地図」を探しにいきませんか。
| 14:00 | 開会挨拶 | |
| 14:20 | 柴崎亮介氏 講演 | 「空間情報科学の最前線―動く地図とその未来―」 |
| RYOSUKE SHIBASAKI | 東京大学空間情報科学研究センター教授 | |
| 14:50 | 鈴木純子氏 講演 | 「地図の歴史を考える―人・空間と地図―」 |
| JUNKO SUZUKI | (財)地図情報センター監事・伊能忠敬研究会理事 | |
| 15:35 | 尾関憲一氏 講演 | 「『ブラタモリ』で見えてきた都市の秘密 |
| KENICHI OZEKI | ―"まち歩き番組"制作と古地図の関係―」 NHK制作局エンターテインメント番組部「ブラタモリ」チーフ・プロデューサー |
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| 16:10 | パネルディスカッション | 「社会が変える地図、わたしたちを変える地図」（モデレータ 志田康宏） |
| 17:25 | 閉会挨拶 |
 柴崎亮介氏1958年生まれ。1980年東京大学工学部卒、同大学院修了（1982年）。建設省土木研究所（1982-1988）、東京大学工学部助教授(1988-1991）、同大学生産技術研究所助教授(1991-1998)を経て、1998年より空間情報科学研究センター教授・生産技術研究所教授（兼担）、工学博士。 都市・地域から地球までの広い領域を対象に、実世界の3次元マッピング、人や車両などの移動体の追跡技術、観測データとシミュレーションモデルを同化した広域・リアルタイムモニタリング技術、行動文脈に基づいた位置情報サービスのデザイン手法などに関する研究を進めているほか、地理空間情報に関する基本法制定などにも尽力した。 |
 鈴木純子氏1939年生まれ。お茶の水女子大学、文部省図書館職員養成所修了後、国立国会図書館勤務、主として地図資料を担当、1999年定年退職（専門資料部特別資料課長）、相模女子大学講師（非常勤）、日本国際協力センター（非常勤）など。 著書に『地図資料概説』（国立国会図書館）、共著として『最終上呈版伊能図集成』（柏書房）、『図説伊能忠敬の地図をよむ 改訂増補版』（河出書房）など多数。 ?現在、地図情報センター監事、日本国際地図学会評議員、伊能忠敬研究会理事・事務局長、東京大学史料編纂所附属画像資料解析センター研究協力員 |
 尾関憲一氏1964年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。同年ＮＨＫ入局 番組制作局ファミリー番組部、広島放送局、衛星放送局などを経て、現在ＮＨＫ制作局 エンターテインメント番組部「ブラタモリ」チーフ・プロデューサー。 ・これまでの主な担当番組 「天才てれびくん」「ＢＳマンガ夜話」「迷宮美術館」 「熱中時間～忙中趣味あり～」「東京カワイイ☆ＴＶ」など。 志田康宏 1986年生まれ。 「地図×社会×未来」実行委員/コーディネーター |
当日も空席がある場合はご入場いただけます。
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© 東京大学大学院人文社会系研究科 文化資源学研究室