ようこそ文化資源学研究専攻へ
最新情報
- NEW2025.3.31
- 東京大学文化資源学研究室では『文化資源学──文化の見つけかたと育てかた』(新曜社、2021)を刊行しています。ぜひご一読ください。
- NEW2025.3.24
- 3月24日、令和6年度東京大学学位記授与式(大学院修了者)が挙行されました。
- NEW2025.3.24
- 第24回文化資源学フォーラム「思考のアトリエ〜「あそび」を通してみる文学部」は、3月21日(金)に閉幕しました。準備から実施、報告までをInstagramで随時お知らせしています。
ご あ い さ つ
文化資源学研究室は、2000年春に、東京大学大学院人文社会系研究科の中に誕生しました。正しくは、文化資源学研究専攻といいます。
文化資源学Cultural Resources Studiesという言葉も、この時にはじめて、わたしたちが使い始めました。それは、人間が生み出すさまざまな文化を、既成の観念や既存の制度にとらわれず、「ことば」と「おと」と「かたち」を手掛かりに、根源に立ち返って見直そうとする姿勢から生まれました。多様な観点から文化をとらえ直し、新たな価値を発見・再評価し、それらを活かしたよりよい社会の実現をめざす方法を研究・開発しようとするものです。
研究室は大学院(修士課程・博士課程)のみで、学部に対応する専修課程を持ちません。2000年春から、文化経営学、形態資料学、文字資料学の3コースを開設し、文字資料学コースは文書学、文献学の専門分野を展開してきました。2015年度からは、文化の根源的な見直しという姿勢をより明確にするため、文字資料学コースと形態資料学コースが1つとなり、文化資源学コースと文化経営学コースの2コースが開かれています。
研究成果の社会への還元を大きな目標に掲げて、働きながら学ぶ社会人学生を積極的に受け入れてきました。この研究室にどのような教員と学生が集っているのか、どうぞこのサイトの扉を開いてください。歓迎いたします。