『中国―社会と文化―』第35号(2020年)掲載論文題目



2019年度大会シンポジウム「世界哲学としての中国哲学」

  中島隆博「序」

  李晨陽(田中有紀訳)「世界哲学としての中国哲学」

  張志強(
張瀛子・建部良平訳)「「中国哲学の好機」とは何か
                   ――葉秀山氏の哲学観についての試論――」

  石井剛「清代学術の「文献学的転回」と世界哲学」

  井川義次「儒教を媒介とするヨーロッパ・日本・中国の近代化」

  志野好伸「論理学者にとっての中国哲学――金岳霖・沈有鼎を中心に――」

  朝倉友海「東アジア哲学の理念と牟宗三」


論説

   三浦雄城「後漢官学における讖緯と章句」

   牛瀟「元代前期の華北における儒教保護――東平学派と曲阜碑刻を中心とする考察――」

   宮本司「竹内好における「翻訳」について――『中国文学』誌上での「翻訳」論争の検討――」

   孫江「痕跡・事件・証言――第十六師団歩兵第三十三連隊中尉天野郷三在南京――」


現状と課題

   窪添慶文「北朝墓誌について」


書評

   佐川英治「魏斌著『“山中”的六朝史』生活・読書・新知三聯書店、2019年」