『中国――社会と文化』第30号(2015年)掲載論文題目



2014年度大会シンポジウム「中国における規範と道徳」


   平野聡「企画の趣旨」

   中村元哉「中華民国憲法制定史――仁政から憲政への転換の試み――」

   山口守「中国文学の本質主義を超えて――漢語文学・華語語系文学の可能性――」

   岸本美緒「徳治の構造――寛容の在り処を中心に――」


論説

   荒木達雄「宋江形象演変考」

   新田元規「明清期の立継論における古礼・経義の規範性」

   呉修喆「明末の日用類書から見る燈謎」

   魏郁欣「墳樹をめぐる法秩序の構築
         ――『大清律例』盗園陵樹木附律条例を中心として――」

   臧清(宮本めぐみ訳)「再訪すべき語文教育の道
                   ――梁啓超の語文教育観に見られる現代への啓示」

   張旭東(橋本悟訳)「中国モダニズムの起源における「名」「言」の辯
                       ――「阿Q正伝」再読――」

   陳国球(小林さつき訳)「『香港文学大系一九一九―一九四九』総序」


書評

   王大可(河村昌子訳)「張煉紅『歴煉精魂:新中国戯曲改造考論』」