『中国――社会と文化』第２８号（２０１３年）掲載論文題目

２０１２年度大会シンポジウム「東アジア古典教育のゆくえ」

　　　岸本美緒「企画の趣旨」

　　　金文京「韓国における漢字・漢文教育の現状

　　　齋藤希史「近代日本のアジア主義と漢文――岡本監輔の場合――」

　　　岩月純一「現代ベトナムにおける「漢字・漢文」教育の定位」

　　　南潤珍「韓国のハングル古典教育」

　　　藤原克己「古典に対する研究の功罪」

　　　町泉寿郎「二松学舎大学における日本漢文研究の取組み」


論説

　　　土屋太祐「雪峰の法系と玄沙の法系」

　　　中純子「唐宋期の古楽復興――古楽にまつわる言説から見えるもの―― 」

　　　小二田章「『咸淳臨安志』の位置――南宋末期杭州の地方志編纂――」

　　　新田元規「万斯大『宗法論』より見る宋代宗法論の意義」

　　　阿部由美子「『京話日報』から見る中華民国北京政府時期の北京旗人社会」

　　　鈴木航「抗日戦争期、新聞発行の地域格差とメディア統制
　　　　　　　　　　　――浙江省における「一県一紙」改革――」


現状と課題

　　　市川桃子「中国文学研究者による日本漢詩研究」


書評

　　　箱田恵子「Pär Kristoffer Cassel, Grounds of Judgment
　　　　　:Extraterritoriality and Imperial Power in　Nineteenth-Century China and Japan 」