『中国――社会と文化』第26号(2011年)掲載論文題目
2010年度大会シンポジウム「中国史上におけるイデオロギーの役割」
茂木敏夫「企画の趣旨」
渡邉義浩「「古典中国」の形成と王莽」
小島毅「宋代天譴論再説――欧陽脩は何を変えたのか――」
山田賢「革命イデオロギーの遠い水源――清末の「救劫」思想をめぐって――」
金野純「毛沢東時代の「愛国」イデオロギーと大衆動員――建国初期の愛国公約運動を中心に――」
論説
平澤歩「修母致子説について――漢朝正統論から生まれた経典解釈――」
山口智弘「『尚書』尭典と荻生徂徠――読解と思索について――」
新居洋子「イエズス会士アミオのみた乾隆帝と清朝官僚」
小野泰教「咸豊期郭嵩燾の軍費対策――仁政、西洋との関連から見た――」
辻高広「清末地方都市の公共事業実施よりみた知県と紳士との関係」
李暁東「「改良派」梁啓超の「革命」」
現状と課題
妹尾達彦「東アジア比較都城史研究の現在――都城の時代の誕生――」
松田吉郎「最近の中国水利史研究 」
人と学問
湯志鈞(小野泰教訳)「家系、研究そして著述(下)」