『中国―社会と文化』第23号(2008年)掲載論文題目
2007年度大会シンポジウム「都市と建築―流動する人々、生成する権力」
妹尾達彦「企画の趣旨」
包慕萍「農耕と放牧が交わる長城地帯の都市形成――フフホト・トゥメド草原を中心に――」
島尾新「イマージュのなかの江南――雪舟が描いた金山寺を中心に――」
浜本篤史「北京における都市再開発と住民の二極化」
厳善平「増大する流動人口と都市の「繁栄」――上海市を対象に――」
論説
シャーロット・ファース(上村元顧訳)「道の哲学者としての医者
――朱震亨(一二八二~一三五八)――」
秦玲子「解題:シャーロット・ファース氏の諸研究と欧米・台湾における宋元医療史の研究動向」
園田節子「近代南北アメリカの華商と官権
――サンフランシスコ、ビクトリア、リマにおける中華会館の設置――」
馮青「一九一○~二○年代中国海軍の困難と日米――ベツレヘム条約をめぐって――」
小特集「近現代中国と東アジアの公共性――自由と統合をめぐって」(続)
竹元規人「中央研究院第一次院士選挙(一九四八年)の構造
――第二届評議会評議員選挙との比較のもとで――」
現状と課題
谷中信一「中国出土資料研究の現在と展望」
金子修一「国家祭祀を中心とした魏晋南北朝隋唐史の回顧と展望」
人と学問
野村浩一「戦後・中国近現代史研究の中で」